本
初回投稿日:2020/01/13/220010 友人から新年のご挨拶LINEが届いて、3~4年ぶりに会う約束をしました。場所や待ち合わせ時間などどうしようかとやり取りしていると、「この日成人式じゃない?お店大丈夫かしら」とメッセージが届きます。 ふいに高野悦子さん…
初回投稿日:2023/12/01/000000 作者のグレン・ベックはアメリカのキャスターで、CNNヘッドラインニュースのアンカーを務めたこともある人です。 『クリスマス・セーター』は彼の実話に基づく物語です。 *** 主人公のエディは、貧しいパン屋の一人息子と…
初回投稿日:2021/04/23/224220 会社に勤めていたころは、よく「仕事の速い人」と言われていました。 実際、プレゼン資料や議事録を作るのは、ほかの人に比べると速かったと思います。 書くことをさほど苦痛に感じたことなどなかったはずなのに、なぜかライ…
お題「我が家の本棚」 初回投稿日:2021/08/14/181800 王道でいて破天荒、「してやられたり」と言ったところでしょうか。 本書は1992年に講談社ノベルスから刊行されました。 ガリレオ先生のような名探偵(?)も加賀恭一郎のような名刑事も出てきません。 …
お題「我が家の本棚」 初回投稿日:2021/12/01/110652 山本文緒さんが亡くなったことを知ったのは、我が家でとっているローカル新聞の文芸欄でした。 そういえば、かつて彼女の本を1冊だけですが読んだことがあります。 『恋愛中毒』 たしか昔、薬師丸ひろ子…
初回投稿日:2019/11/30/210236 ミニマリストの方の動画や文章を読むのは面白い。新しい価値観、考え方、生き方が刺激的だし、何より、使われている画像や映像がすっきりしていて心地良いのです。 少しだけ気になること さよならだけが人生だ 手ぶらで生きる…
初回投稿日:2019/11/12 最終更新日:2023/09/10 ドラマ化された小説 ドラマが先か小説が先か 小説家の目線を想像してみた ドラマ化された小説 『夜行観覧車』は2013年にドラマ化されています。 ドラマが先か小説が先か 私はドラマを先に見ました。鈴木京香…
今週のお題「最近読んでるもの」 北方謙三さんといえば、「ハードボイルド小説の作家」が思い浮かぶのですが、残念ながら私はハードボイルドはほとんど読んだことがありません。正確には、北方謙三さんは歴史小説も書かれているのですが、「ハードボイルド小…
初回投稿日:2019/11/04/223733 石田ゆり子さんが好きです。珍しくはないですよね。とても人気だから。私は、いつ頃から好きだったかしらと考えましたが、石田さんが20代の頃からずっと好きでした。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b…
初回投稿日:2020/08/30/162230 物語は、ある日ゴミを捨てに行ったまま失踪してしまった息子の行方を追う母親の錯綜した推理で話が進んで行く。 『九月が永遠に続けば』は、沼田まほかるさんのデビュー作です。 夫婦は他人。 けれど、親にとって子供は、自分…
決して小説家になろうと思っているわけではありません。 ただ、子どものころから、小説を書く人には興味がありました。 私にとって小説家は、日常生活のいろいろを物語に昇華させるとか、完全に日常生活から離れた異世界を創作するとか、考えただけで気が遠…
初回投稿日:2020-01-28 秋になるとなぜかミステリー小説が読みたくなります。 とりとめのないことばかり考えてしまうときも、気分転換にはミステリーがちょうど良い。 怖ければ怖いほど、「早く終わりが知りたい」と脇目も振らず集中できるので、気持ちを切…
国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。 『雪国』の冒頭の一節はあまりに有名になりすぎて、かえって小説を読む機会を減らしてしまったような気がします。 かくいう私も、一体いつ読んだか、主人公が「駒子」だったことくらいしか…
瀬戸内寂聴と聞いて何を思い浮かべるだろうか。 恥ずかしながら、私の寂聴さんへの印象は、愛に奔放で、出家して、作家で…99歳で亡くなった野性的に生きた女性といったものでした。 本書『瀬戸内寂聴物語』には、寂聴さんが辿った道筋が丁寧に描かれています…
初回投稿日:2023/09/19 主人公は、エリザベス・ジョイス・ロン・イブラヒムの4人の老人。 「木曜殺人クラブ」は彼ら4人がメンバーとなる探偵クラブです。 「クラブ」とはいえメンバーの経歴は華やかです。(以下、F:女性、M:男性) エリザベス(F)は元諜…
初回投稿日:2023/09/03 毎日の食事を考えることが、こんなに苦痛なことだなんて。 もし自分一人の問題なら、食べずにやり過ごすほうがどれほど楽だろう。 こう暑い日が続くと、食べることが修行のように思われてきます。 体調が悪いとなおのこと辛い。 i-am…
初回投稿日:2023/08/18/215514 気がつけば半年はおろか、早、一年の四分の三、ブログを放置してしまいました。 本書を手に取ったのは、タイトル『「書く仕事」のはじめ方・稼ぎ方・続け方』の”続け方”の文字にチクリと胸が痛んだからです。 本書では”書く仕…
お題「好きなシリーズもの」 ※初投稿日:2021年8月12日 映画公開と『ガリレオ』シリーズについて 小説『沈黙のパレード』 目には目を 映画公開と『ガリレオ』シリーズについて 本書が原作となる『沈黙のパレード』が、2022年に劇場版第3作として公開予定だそ…
お題「我が家の本棚」 ※初投稿日:2021年8月11日 まるで生暖かくヌルッとしたものが喉を通って胸の奥に落ちていくような、なんとも気持ちの悪いものが残る作品でした。 なにが一番不快だったかというと、主人公の気持ち、発想が想像できたことです。 たとえ…
どうしてこの本を手に取ったのかよく分かりません。 本も電子書籍も送料無料の総合書店「honto」 最近は、文章の書き方術のような本を読み漁っていたものですから、手あたり次第のなかに紛れ込んだとしか思えない。 著者の職業は「実践マーケッター」です。 …
ブログを始めて3年目の4月最後の日。 この投稿で400記事になります。 我ながらよく続いたと思いますが、更新が途切れればあっという間に読まれなくなり、再開しても以前の状態にはなかなか戻らない。 ブログはまるで生き物のようで、気難しいけれど離れがた…
初回投稿日:2020/10/06 最終更新日:2023/09/14 生まれて初めて『会社四季報』を読みました。 本当に「今さら」って感じでなのですけれど。 私は、再就職活動を甘く見ていました。 職種だけで応募先を決めていた。 自分がその仕事を「できるか」「できない…
『痺れ(しび)れる』は、2010年4月に光文社から発行された沼田まほかるさんの短編集です。 9編の作品が収められていますが、どの作品も、主人公は女性。 荒唐無稽な話に感じるか、身につまされるか・・・もちろん感じ方はそれぞれです。 収録作品 林檎曼陀羅 …
私は猫を飼ったことがありません。 正確に言うと、飼ったことがあるのは、カブトムシ、クワガタムシ、夜店の金魚、夜店のひよこ。 全部、小学生の頃。 団地に住んでいた頃のことです。 この小説には、猫が出てきます。 他に、一組の夫婦と一組の父子、そして…
トリシア・ギルドさんは、イギリスの女性インテリアデザイナーでありインテリアコーディネイターです。 生活は、食べて寝る、の繰り返しではもったいない。 私たちの生きているこの世界は、こんなにも色に溢れている。 高級な家具や調度品をあつらえなくても…
片づけに関する本が好きです。 困ったもので、読んでいるうちに、現実の空間がサーッときれいになっていく気がする。 この爽快感と達成感がたまらないのです。 読み終えるとすぐに本の内容を実践したいと思うのですが、実際は、手つかずのまま終わってしまう…
オオルリという鳥だそうです。 何となく、そんな気分だったので、3冊まとめて、石田ゆり子さんの本を手に取りました。 身構えることなく、空いた時間にコーヒーを飲むのと同じ感じで開くことができる。 石田ゆり子さんのエッセイの魅力は、そんなところにも…
『トリシア・ギルドのインテリア 色の魔法に魅せられて』は、とても美しい本です。 装丁は言わずもがな*1、綴じ方も素晴らしい。 208頁の全編、鮮やかな色と写真が使われている本書は、ずっしりと重い。 これを綴るのに、針金ではなく糸が使われています。 …
初回投稿日:2020/05/24 最終更新日:2023/09/27 今日の目次 本をいただく 母に火が点いた!? 母の読書リスト 約束の海 閉鎖病棟 永遠の仔 海賊と呼ばれた男 まとめ 本をいただく 以前勤めていた会社は個人経営の小さな会社でいろいろと問題があったのです…
// リンク 『自分を操る超集中力』は、2016年に出版されています。24時間を有効に活用して自分の力を最大限に発揮する。できる人は、そのコツを知っている。 集中力が続かない。やり始めるまでに時間がかかる。もっと時間があれば、もっと良い結果が得られた…