本
// リンク 生まれて初めて『会社四季報』を読みました。 本当に「今さら」って感じでなのですけれど。 私は、再就職活動を甘く見ていました。 職種だけで応募先を決めていた。 自分がその仕事を「できるか」「できないか」。 応募先をきちんと知ろうともしな…
『痺れ(しび)れる』は、2010年4月に光文社から発行された沼田まほかるさんの短編集です。 9編の作品が収められていますが、どの作品も、主人公は女性。 荒唐無稽な話に感じるか、身につまされるか・・・もちろん感じ方はそれぞれです。 収録作品 林檎曼陀羅 …
私は猫を飼ったことがありません。 正確に言うと、飼ったことがあるのは、カブトムシ、クワガタムシ、夜店の金魚、夜店のひよこ。 全部、小学生の頃。 団地に住んでいた頃のことです。 この小説には、猫が出てきます。 他に、一組の夫婦と一組の父子、そして…
今週のお題「読書感想文」 子供の頃は、夏休みや冬休みの宿題で、「読書感想文」と「図画工作」とくに「絵」が最後まで残り、提出の前日にやっつけていたものです (^-^; 大人になると「本は読まない」と公言する人も増えてきて、趣味は読書と答えると肩身の…
怖い作品でした。 『贖罪』 湊かなえさんの小説が原作のドラマです。 2012年にWOWOWで5回にわたって放送された作品です。 主人公は小泉今日子さんが演じていますが、1話ごとに主演がいる、オムニバスのような形で物語は進んで行きます。 各回の主演は、蒼井…
物語は、ある日ゴミを捨てに行ったまま失踪してしまった息子の行方を追う母親の錯綜した推理で話が進んで行く。 『九月が永遠に続けば』は、沼田まほかるさんのデビュー作です。 夫婦は他人。 けれど、親にとって子供は、自分(たち)の所有物だと、錯覚して…
トリシア・ギルドさんは、イギリスの女性インテリアデザイナーでありインテリアコーディネイターです。 生活は、食べて寝る、の繰り返しではもったいない。 私たちの生きているこの世界は、こんなにも色に溢れている。 高級な家具や調度品をあつらえなくても…
『晴れた日にはキッチンで』 著者は飛田和緒(ひだかずを)さん。 本書は、日記形式で綴られたレシピ集です。 初版が2005年2月なので、15年以上前の日記。日ごとの日記にタイトルが付いているのが読みやすい。 日記には、何月何日という日にちとその日のお天…
片づけに関する本が好きです。 困ったもので、読んでいるうちに、現実の空間がサーッときれいになっていく気がする。 この爽快感と達成感がたまらないのです。 読み終えるとすぐに本の内容を実践したいと思うのですが、実際は、手つかずのまま終わってしまう…
オオルリという鳥だそうです。 何となく、そんな気分だったので、3冊まとめて、石田ゆり子さんの本を手に取りました。 身構えることなく、空いた時間にコーヒーを飲むのと同じ感じで開くことができる。 石田ゆり子さんのエッセイの魅力は、そんなところにも…
『トリシア・ギルドのインテリア 色の魔法に魅せられて』は、とても美しい本です。 装丁は言わずもがな*1、綴じ方も素晴らしい。 208頁の全編、鮮やかな色と写真が使われている本書は、ずっしりと重い。 これを綴るのに、針金ではなく糸が使われています。 …
もくじ 1. 少し長い前段【どうでもいい話】 2. 『彼女がその名を知らない鳥たち』 1. 少し長い前段【どうでもいい話】 うだるような暑さは小さな我が家をすっぽりと包んでしまい、冷房をつけっぱなしにしても、壁に熱がこもったようで息苦しい。 追いつめら…
本当に個人的な感想ですが、吉高由里子さんには鉄砲ユリのイメージがあります。 とても美しい、白い雰囲気。けれど、カサブランカの奢るような、胸を張った純白ではなく、うつむき加減な佇まいが彼女にはある。(そもそも、ユリは下向き加減に咲くのだけれど…
今日の目次 本をいただく 母に火が点いた!? 一緒に暮らすようになってから 母の読書リスト 1. 約束の海 2. 閉鎖病棟 3. 永遠の仔 4. 海賊と呼ばれた男 まとめ 本をいただく 今月で会社を辞めるのですが、現在は、自宅勤務(・・・正確には、もう勤務はしてい…
// リンク 『自分を操る超集中力』は、2016年に出版されています。24時間を有効に活用して自分の力を最大限に発揮する。できる人は、そのコツを知っている。 集中力が続かない。やり始めるまでに時間がかかる。もっと時間があれば、もっと良い結果が得られた…
当時も大好きで、毎週必ず見ていました。 「カワイイ」も「美味しい」もその中身と関係なく印象操作できる。それがプロデュースするということ。 人が作る価値観なんて所詮そんなもの。スカッとするその達観視を見事にドラマに仕立てています。 軽薄な世の中…
今年は、コロナウイルスで何もかもが変わってしまいました。日常生活は不自由で戸惑うことばかりです。 それでも、どんな状況であっても桜は毎年、変わらず咲きます。近くの川沿いの桜の蕾も次々とほころんできました。 さくらさくらさくら咲き初め咲き終わ…
気の遠くなるくらい前に予約していた本が、貸し出し準備できたと図書館からメールが入りました。 予約したのは、昨年8月中旬。 私にとっては、決して大げさではなく「気の遠くなるくらい前」です。 昨年8月といえば、前職を辞めてから再就職をしないと決めて…
ドリップバッグ式コーヒー ドリップコーヒー 久しぶりのドリップコーヒー ドリップバッグ式コーヒー ここのところずっとセブンイレブンのドリップバッグでコーヒーを淹れていました。 それまでは、セブンイレブンの粉コーヒーをドリップしていましたが、少し…
バレンタインデーですね。今日ぐらいは、瑣末なことは置いておいて、恋のことなど考えるのもいいものです。 特別な人がいてもいなくても、振り返る思い出があってもなくても。 バレンタインにふさわしい短歌をいくつか挙げてみました。有名な歌が多いのです…
【少し長文になったので「もくじ」です】 恋愛における「浮気」と「純愛」と「狂気」について 再び『神様のボート』と『外科室』について考える そして『寝ても覚めても』 『寝ても覚めても』の中の狂気 映像にするのなら…キャスティングについて思うこと(…
日記を公開するということ ブログを書くということ アフィリエイトを続けるということ おわりに 昭和44年6月24日、20歳の高野悦子さんは線路に身を投げて、自らその一生を終えてしまいました。 学生運動が盛んな当時、立命館大学の学生であった彼女は、時代…
タバタ式トレーニング。ご存知ですか? 立命館大学の田畑泉教授が考案したトレーニング方法で、有酸素運動と無酸素運動を組み合わせて効率的かつ効果的に行う筋トレの方法です。 特徴的なのは、短時間で効果が期待できることと毎日する必要がないことです。…
年末年始、実家に帰るために準備した本の1冊です。桐野夏生さんの著作。怖いけれど、どんな状況でも (^-^; 集中できると思って選びました。 // リンク 冒頭は、書簡体小説を思わせます。主人公の少女マイコは、母親の都合で居所を転々とし、友達もいない孤独…
ミニマリストの方の動画や文章を読むのは面白い。新しい価値観、考え方、生き方が刺激的だし、何より、使われている画像や映像がすっきりしていて心地良いのです。 少しだけ気になること さよならだけが人生だ 手ぶらで生きる。 本には、まず、しぶさんのミ…
リンツのチョコレート 神様のボート 泉鏡花の『外科室』 おわりに リンツのチョコレート 先日に引き続き、この日も歩きました。前の倍。4時間近く。これについては、もう少し落ち着いてから、文章にできたらと思っています。 とにかく、切なくなるくらい歩い…
作家というもの 人の不幸や残酷さを読む人の心理について キリンの子 鳥居 おわりに 「天使」シリーズ 作家というもの 作家というものは、一体どのようにして人の人生、幸せや不幸せについて想像するのだろう。 村山由佳さんの本を私は初めて読みました。 14…
映画のPちゃんは本当にこんな感じでした。もう少しぽっちゃりだったかも。 ↓ ブログに画像を使うなら写真ACがおすすめです。ブタ以外にもいろんな動物の素材があります。写真素材ダウンロードサイト【写真AC】 このあいだの野菜炒め 描きすぎじゃない? あら…
同窓会 同級生 再会 夜行観覧車 小説の書き方 同窓会 少し前になりますが、短大の同窓会がありました。半年くらい前に事務局から案内状が届き、友人からLINEで誘われていた会です。 私は最初から同窓会後の茶話会も含め出席するつもりはなかったので、すっか…
// リンク 石田ゆり子さんが好きです。珍しくはないですよね。とても人気だから。私は、いつ頃から好きだったかしらと考えましたが、石田さんが20代の頃から。ずっと好きです。 きっかけは何だったかしらと考えましたが、これは思い出せません。 それで、ち…