初回投稿日:2019/09/11 最終更新日:2023/09/22
今週のお題「夏を振り返る」
はてなブログの「ブログチャレンジ」してみることにした。Webライターは、クライアントの意向に合わせてライティングすること、細かなレギュレーションに沿ってライティングすることに限界を感じ…行き詰ってしまい、現在、お休みしている。
久しぶり、与えられたテーマで書いてみようかなと思った。SEO対策とか収益目的でないならとても気が楽。まだまだ書く力が足りない初心者ブロガーの筋トレだ。
この夏は、振り返るまでもなく怒涛の毎日だ。過去形でなく、今日も明日も大波が続く。
会社員を辞めた
仕事を辞めた。会社はパワハラを認め、謝罪を受けた。3か月更新の契約社員であったので、会社都合での退職を希望し、上司と総務担当者は了承した。
だが、ハローワークに行くと「会社作成の書類は、自己都合退社になっている」と言われる。契約満了であっても、雇用継続の可能性があるのに本人から継続の意思がないことを伝えた場合、期間満了とはならないから仕方ないという説明だった。
納得がいかない。汗だくになって出かけたハローワークでは、「どんなに理不尽に思っても、自分が申し出て退職したのであれば、状況は覆らない。会社相手に争ったとしても勝ち目はない。多少条件が悪くなっても、黙って失業保険をもらった方がいいですよ」と言われた。
3か月の待機期間にも支給期間が90日しかないのにも全て納得がいかない。失業の手続きを取り止めたいと申し出ると、黒塗りだらけの書類を返却された。雇用保険は、強制加入の掛け捨て保険だ。
チャレンジ三昧
つまらない人に雇用されるのはもうたくさん。そう思って、Webライターとして独立を決意する。税務署に届け出て個人事業主になった。
だが、クラウドワーカーで生活費を稼ぐのは並大抵でない。剽窃をしないことには自信があったが、クライアントの意向に沿って記事を書くには、情報を集めるだけでも時間がかかりすぎる。
1か月がんばって1万円。手数料が引かれて、7~8千円程度が収入。このままでは、何か月もしない間に生活が破綻する。慌てて、ネットでアルバイトを探した。
すぐに、イベントプランニング会社の求人を見つけ、応募した。数時間後には電話連絡があり、履歴書を持参し、2週間後に面接、採用と簡単にアルバイトは決まった。
初めての業界。県内の最低賃金に近い待遇。1か月15日勤務でアルバイト生活を始める。同時に、ブログを開設した。
今までの人生を振り返る
思えば、子供のころから臆病で不器用。みんなが飛び越える用水路も、こわごわジャンプしては失敗して溝にはまり、ヘドロだらけになる。
小学校では、跳び箱が跳べない。踏み出す前に、跳び箱が崩れて血を流す自分の姿が頭に浮かんで動けない。
適齢期になると、相手の家柄と自分の家柄が違いすぎて怖気づき、決断できなかった。一念発起で自動車免許を取得しても、あおり運転や事故現場を間近で見てしまい、結局ペーパードライバーのまま。
なんと情けない。なぜ生まれてきたのか、存在の意味が全く見えない。書きながら恥ずかしくなる。これを公開する?
YouTube漬け
情けない思いや悔しい気持ち。どうしても口に出せない。体中が痛くなり、スクランブル交差点の真ん真ん中で立ち往生する。「筋線維痛症線維筋痛症」と診断された。
瞼にヘルペスができた。生まれて初めてのヘルペスは、失明や脳溢血の心配がされた。踏んだり蹴ったりの状況で、最初に助けてくれたのはYouTubeのタロットカード占い。
スピリチュアルな分野は否定的な意見も多いが、不特定多数に向けてのメッセージがなぜか、素直に響いた。毎日毎日、見た。泣きながら見たことも、メモを取ったこともある。
その後に見たのは、DaiGoさん。最初は偶然。あまりの早口と、猫と戯れながらの自由さに馴染めなかったが、説得力は畳み込むような根拠の提示。
ありとあらゆる分野に対する知見に、あっという間に嵌ってしまい、チャンネル登録した。過去に遡ってみていると、子供の頃いじめられた経験があるそうだ。弱者への共感や率直な発言に随分と勇気づけられた。
ブログについて考え始めたのが、DaiGoさんのチャンネルを見始めたころで、ブログ開設の検索で時々目にしていたイケハヤさんの動画に会う。
お勧めで表示されていたが、ネットで名前だけ見ていたので、思わず「あ、イケハヤさん」などと知り合いを見つけた感覚。
過激な表現もなさるらしく評価の分かれる方らしいが、私は好きだ。やっぱり、この方も優しい気がする。ネットで生計を立てようとする方へのアドバイスや解説を聞いていてそう思う。
一番最近知ったのがマナブさん。この方の動画も、お勧めで自動表示された。そして、彼も自身の体験を踏まえ、これからネットでなんとか収入を得たい人たちに情報とアドバイスを惜しみなく発信している。
「情けは人のためならず」のロジックだと明かしてはいるが、やはり情報の伝え方が優しい。窮地に立つ身で、どれほどの勇気をもらったか。
それから、勝間和代さん。彼女の動画は、単純に楽しい。情報は、時々マニアックすぎてついていけないこともあるが、テレビで見ていた彼女よりずっと素敵だ。
そんな彼女に、視聴者は何でも質問する。それらの質問に、彼女は5分程度でてきぱきと回答している。気分転換したくなると、彼女の動画を探す。
ここが本当に底かどうか最後の確認
よく「今が底。これ以上落ちることはないから、あとは上がるだけ」などと言うが、今の私には、ここがどこかよく分からない。
「今住んでいる場所だけは取り上げないでください」と神様にお祈りするだけだ。…別に取り上げるわけではないだろうけれど。
新しいことを始めるなら、今までと同じでいようと思ってはいけない。今までから脱却するのだから、一新しようと決心したのだから、凛として境界線を見届けよう。
今年の夏を振り返るには、もう少し時間がかかりそうだ。
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