初回投稿日:2019/10/31/230621
今秋はじめての暖房
日中汗ばむくらいお天気でも、朝夕はすっかり寒くなりました。
洗濯前の夏のカーディガンを重ね着したり、色々試しましたが、部屋の中にいると背中がぞくぞくするので、カイロを背中に1枚貼りました。
それでも夜はさらに寒いので、仕方なくエアコンをつけました。秋というより、もはや冬ですね。
生姜使っていますか?
皆さんの食卓には、どれくらいの頻度で生姜が登場しますか?
私は、いつの頃からか、ジンジャラーです。常に冷蔵庫に生姜。
「ジンジャラー」ってコトバご存じでしょうか?検索してみるとなんと「はてなキーワード」にありました。
何にでもショウガをかけて食べる人たちの総称
冷え知らずらしい
本当に、なんにでも合うのです。Viva 生姜!という感じです。
夏はお素麺や冷ややっこなど、一年中美味しい生姜ですが、寒くなると特に恋しくなります。
これからの季節に合わせて、いくつか活用例をご紹介しようと思います。
生姜の合うメニュー
すり下ろして、小さじ半~1杯くらいを加えるだけで、一味違った・・・メニューによっては、全く違ったメニューを楽しむことができます。
今回ご紹介するのはすべて、少量、生姜を加えるだけで完成するものばかりです。すりおろし生姜でも、刻んだりスライスしたりした生姜でも、お好みで加えてください。
飲み物編
- ココア
私が生姜にはまるきっかけになったのが、生姜ココアです。大好きで、色んな人に勧めました。
私はピュアココアを使いますが、ミロなど乳成分やお砂糖の入った調整ココアに加えても美味しい。
さらにシナモンを加えるとちょっと大人な感じです。
今、使っているのは、ココアラバーズのオーガニックココアパウダーです。ホットミルクに溶かしても、お湯に溶かしてもカカオがしっかり感じられます。
以前はバンホーテンのピュアココアを使っていましたが、残念なことに1缶の量が少ない。ココアラバーズは大容量なので1つあれば冬中飲めます。
ココアにコーヒーを混ぜると即席のカフェモカに。お砂糖入れなくても美味しいです。生姜とコーヒーの相性も悪くないのです。
- 紅茶
生姜と一緒にシナモンやミルクを加えるのもいいです。リーフティーが美味しいですが、生姜に風味があるので、ティーバッグで手軽に淹れるのもいいですね。
- アップルジンジャーシナモンティー
大層なネーミングですが、紅茶を淹れる時に、
リンゴ1切れ(1/8を小さくスライスする程度)と
スライスした(もしくはすりおろした)生姜少量と
シナモン
を加えるだけです。
リンゴは、芯や皮だけでもしっかり風味は感じられます。皮を使う場合は、リンゴを剝く前にきれいに洗うことがポイントです。
ミルクを加えるとチャイ風になります。
※ティーポットに茶葉と一緒にリンゴ(もしくはリンゴの皮)・生姜を入れて、お湯を注いでから少し蒸らすと風味がしっかり馴染みます。ミルクを入れる場合は、ミルクを温めてから、お湯と一緒にポットに入れるのがおすすめです。
※チャイ風にするなら、材料(茶葉・リンゴ・生姜)とミルクを一緒に小鍋で温めます。お湯は入れません。シナモンはお好みで。
- ホットミルク
身体が冷えている時には生姜汁を少し加えると、ミルクだけよりさらに温まります。
お好みで、はちみつや少量のお砂糖を加えるのもおすすめです。
- オリジナルジンジャエール
牛乳が苦手な方は、生姜汁をお湯で割るのがおすすめです。蜂蜜(なければお砂糖)を加えると、即席のジンジャエールになります。
- 甘酒
酒粕でも、米麹でもどちらでも。温まります。
- コンソメスープ
コンソメと生姜の相性がとても良いのです。野菜沢山のスープにも、シンプルなコンソメスープにも生姜は合います。
あと一品、というときには、チキンブイヨンと生姜があれば即席スープが完成です。
ネギや卵が加われば、あっという間にちゃんとしたスープに変身です。
一皿編
- お味噌汁(飲み物と悩みましたが・・・)
どんなお味噌汁にも合いますが、特に根菜類のお味噌汁にいいです。すりおろした生姜を少量入れるだけで、躰の芯から温まります。
入れるタイミングはいつでも構いませんが、迷ったら、小口ネギと一緒に入れると良いでしょう。
これからの季節、豚汁など、出番が多そうです。
- カレー
ほんの少し加えるだけで、大人なカレーに。
入れ方は、すりおろしても、小さく刻んでも、両方でも。ほかの具材と一緒に煮込めば、存在を主張しすぎることなく、しっかりと隠し味の役目を果たしてくれます。
私は、シナモンと一緒に仕上げによく使います。
- シチュー
カレーと同じく、シチューのアレンジにおすすめです。意外に思われるかもしれませんが、とても合います。ちょっとした「味変(あじへん)」に使えます。
余談ですが、黒コショウもシチューのアレンジにおすすめです。生姜と一緒に使うのもアリです。
- 野菜炒め
いつもの材料でも、一味違った野菜炒めになります。すりおろしても、みじん切りや千切りにしても、どちらも使えます。
- 豚キムチ
キムチとは違った辛みが加わって美味しいです。すりおろしと千切りと、併せ使いがおすすめです。
- キムチ鍋
生姜は、キムチともお味噌とも相性がいいです。寒い冬にぴったりです。すりおろして煮込んでください。
生姜の保存方法・使い方
生姜の保存方法には色々とあるようで、Webで検索すると様々な情報が表示されます。中には、寒い季節は冷蔵庫で保存しない方がよい、という記事もあります。
正解があるのかどうかは分かりませんが、私は、一年中冷蔵庫で保存しています。生姜はスーパーで買って帰ったら、最初にひと手間かけておくと、とても使い勝手がよく、随分と後が楽です。
【保存方法】
- 生姜を洗う(たわしを使うと細かいところまで簡単にきれいに洗えます。)
- 1.の生姜を容器に入れ、ひたひたに漬かるくらいにお水を注ぐ
- 2.を冷蔵庫へ入れる(蓋は不要。)
随分前に新聞か雑誌で読んだ記憶があるのですが、ほぼ自己流です。生姜は足が早い*1と言われますが、私は、この方法で1か月ちかく使います。
ポイントは、1.で丁寧に洗うことです。生姜の形は不定形で、でこぼこしていて洗いづらい。スポンジや手ではなかなか行き届かないところを、ブラシを使って洗います。
それと、使う度、お水は新しくします。暫く使わないときも、お水だけは替えます。植物を育てる感覚です。
【使い方】
私は、皮を剥きません。皮つきのまま、必要な分だけスライスしたり、すりおろして使います。使ったらその都度、水を替えて冷蔵庫へ。
最後、小さくなったら刻んでスープやカレーに。余すことなく使い切れるのも嬉しいところです。
自由な発想で何にでも生姜!
もともと体温が低く風邪を引きやすいので、何とかしなければと思って摂り始めた生姜ですが、すっかりはまってしまい、今ではジンジャラーです。
慣れてくると、あの食材にも合いそう、あの料理にも入れてみようとどんどんイメージが膨らみます。
カレーやシチューに下ろした生姜を加えると、市販のルーでも少し大人の味付けになります。
まだ試したことがない方は、味噌汁からはじめてみるのがいいかもしれません。冬の具沢山味噌汁。根菜類がいっぱい入っているお味噌汁なら、普段、あまり生姜を摂らない方でも違和感なく食べられるでしょう。
おろしたての生姜の風味は格別ですが、面倒な場合は、チューブでも十分美味しいです。
*1:すぐに傷むということ。