初回投稿日:2019/11/23/233436
名残の時計 EBEL(エベル)ベルーガ
生れて初めて買ったブランド時計がEBELです。ベルーガというとてもシンプルですっきりとしたデザイン。当時18万円くらいだったと思います。(写真の時計は、残念ながら、私が持っていたものとはすこしちがいます。)
名刺を持って仕事をするようになり、実家暮らしだったこともあって経済的に少し余裕ができたころ、時計店で見つけました。
周りは皆、高級腕時計をこぞって身に付けていた頃です。ロレックス。オメガ。カルティエ…。50万とか中には80万したと自慢気に話す人も。
私は、その頃お付き合いしていた人が愛用のG-Shockをプレゼントしてくれて、毎日それを使っていました。
何となくビッグフェイスの時計が仕事に不釣り合いな気がしながら使っていたので、思い切って、仕事用にきちんとした時計買おう。
ロレックスやカルティエは身の丈に合わないと思い、選んだのがEBELでした。すっきりとしたデザインも、小さな文字盤も何もかもが自分に丁度良く感じられました。
その後、仕事ももう少しレベルアップしたので、記念にブライトリングを買います。
一番充実していたころだったなあ、と思います。
今の状況になる少し前に、ブライトリングの調子が悪くなりました。以前にも一度、調子が悪くて買ったお店に持っていきましたが、その際、修理に8万円くらいかかったので、少し悩みましたが、手放すことに。
仕方ないな、と案外あっさりとさよならしました。思っていた以上のいい値段で買取ってもらえてうれしかったことを覚えています。
その時、初めて利用した買取サービスがブランディアでした。
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前々職の会社は、それまでの会社と違って、皆とても質素でした。その上、人の持ち物のチェックが厳しい。
基本は、スマホで時間管理をしていたこともあり、EBELの出番は減っていきました。それでも、気合の必要な出張などには連れていきたい。
久しぶりに手に取ると、電池切れか、止まっていました。ブライトリングの修理の経験から中々時計店に出向くことができません。
そのまま、退職し今の状況になったので、EBELも手放す決心をしました。
これは、寂しかったです。しかも、ブランドの認知度の違いでしょうか。査定結果の厳しかったこと。
今、色々なサイトを探しても、私の持っていたEBELのベルーガは見つけられません。あれだけは、修理して手元に残しておくべきだったと後悔しています。
時計の修理は千年堂
専門の職人の方が修理を行ってくれる千年堂というお店があることを知りました。
修理対象の時計の多くが、高級時計ということで、ロレックスやオメガなどの取り扱いにも熟達なさっているそうです。
オーバーホール(分解掃除)に特化した時計修理店ということで、対象の修理であれば、無料見積もりパックで事前に修理代金の確認もできます。
もし、私のように、愛用の時計を修理代金が理由で手放そうかと悩んでいる方は、一度相談してみてもいいかもしれません。
おわりに
時計店の前を通るたびに、少し心が波立ちます。普段、あまり後悔というか、後ろを振り返ってうじうじ思うことはしないのですが、EBELだけは手放したことを悔やんでいるのです。
時計は、思い立った時にすぐ買いなおせる金額ではないので、もっと慎重になればよかったと思います。
手放してしまったEBELは、私の楽しかった時間がもうすっかり過去になっていることを私に教えてくれているのでしょう。・・・しっかりしなきゃ。
世の中は、バーゲンで賑やかですね。