迷子の日記。行ったり来たり。

本当に本当に本人以外にはどうでもいいようなことをつらつらと書き連ねています。

実写版サザエさん

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少し見ない間に全員声変わり!?【アニメ版サザエさん

先週の日曜日、本当に久しぶり、テレビでサザエさんを見ました。と言っても、ちゃんとテレビの前に座って見たわけではなく「テレビをつけた」というのが正しいのですが。

 

驚きました。ほぼ全ての声が変わっている。声優さんが交代なさっていたのですね。

 

もうストーリーも思い出せませんが、そのときは、内容も変わっているような気がしました。道徳的になったというのでしょうか。

 

もともと「サザエさん」は紙の漫画です。子供の頃、祖母の家に行くと古い漫画がありました。

 

その中に「どらえもん」や「サザエさん」や「いじわるばあさん」があって、退屈しのぎにぱらぱらとめくっていました。

 

紙のサザエさんは、ドタバタです。とにかく日々カツオを追いかけまわし、ちょっとがさつでちゃっかりしていて、慌て者で恥ずかしい。

 

子供の頃テレビで馴染んだサザエさんもそんな印象でしたが、先日のテレビのサザエさんは、何だかとてもフツーです。

 

波平さんの怒鳴り方も静かで、怒鳴る理由も真っ当で。しかも、なぜ怒鳴ったかをちゃんと言葉で伝える。理路整然としていて、昔気質の頑固なカミナリおやじではありません。

 

怒鳴られた方も、とてもとても素直に反省してドタバタしていない。カツオが素直な良い子になっている。

 

みんな優等生で、声からもがさつさが消えて、とても洗練された印象を受けました。

 

実写版サザエさん

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日曜の夜、テレビをつけていないと寂しいと思うようになりました。

 

色々あって大変そうですが、私は「いだてん」が好きです。最近は、久しぶりの木村拓哉さんのドラマ「グランメゾン東京」をその後見るのが定番。

 

木村拓哉さんのファンではないのですけれど、解散当時の彼があまりにも気の毒であったので、つい、今まで大変でしたねえなどと妙な感慨を覚えて見始めました。

 

それが、なんとなくつけたテレビに映っていた実写版のサザエさんのキャスティングがとても素晴らしく(あくまで個人の好みなのですけれど…)定番の「いだてん」も「グランメゾン東京」も見送って、今夜は迷わずサザエさんを選びました。

 

家族の在り方

「20年後のサザエさん」ということで、カツオもワカメも成人し、タラちゃんは就活生。波平さんは悠々自適の生活です。タラちゃんには妹もできていました。

 

子供たちが皆大きくなった磯野家には、どこか寂しさが漂います。それは、波平さんや舟さんの目線なのでしょうか。

 

家族は、子供が生まれて、学校へ行くくらいまでの丁度アニメのサザエさんくらいが一番活気があって明るい。最近しみじみそう思います。

 

子供たちが、それぞれの夢を見るころになると、親も子も巣立ちの準備を始めなければなりません。

 

家族と家は表裏一体のようなところがあります。家が傷み始めるのは、人が生活しなくなってから。

 

家族が悩んだり喧嘩したりしている間は、家はガタビシいわない。扉の建付けが悪くなるのは、開け閉めの回数が少なくなってからです。

 

築年数を考えれば、当然と言えば当然ですが…。

 

サザエさんの意義

サザエさんの意義は、永遠の28才にあるのではないかとずっと思っていました。タラちゃんは永遠の3才。多少、声が円熟味を増しても永遠に3才!

 

実写版ドラマでは、会社でのマスオさんが切なかったです。まるで私。あんな感じだったなと思い出します。

 

そして少しだけ思うのです。サザエさんだけは、現代にあっても、永遠に変わらない家族でいいのではないかしら、と。

 

時代と共に価値観は変わります。マナーも人との付き合い方も、好まれることも疎まれることも。

 

だからこそ、サザエさんは時代の流れから外れたところで、永遠のサザエさんでいることに価値がある。そうすることで、未来にも残り続けられる。

 

どうせなら

ドラマは、とても面白かったです。よくまとまってもいたし。

 

どうせなら、波平さんも舟さんも見送って、カツオもワカメもタラちゃんも独立したあとのサザエさんも描いてほしい。見てみたいなと思います。

 

人生って切ない 

サザエさんのドラマを見てこんなにつらつらと書いてしまったのは、今の私の状況が寂しくて不安だからです。

 

自分の家庭を持っていたら、また別の思いで見ていたのかもしれません。

 

今の私は、めまいがするほど、これからのことを考えながら、日々過ごしています。だからせめて、サザエさんくらいは、現実から離れたところで、日常を暮らしてほしいと思いました。

 

永遠に波平さんも舟さんも元気で、伊佐坂先生も永遠に書き続ける。永遠にイクラちゃんは「ばぶぅ」しか言わない。

 

実写版のサザエさんは、とてもリアルでした。時代に流されず変わらないサザエさんが好きだった私は、サザエさんにも置いて行かれた気分です (^-^;