迷子の日記。行ったり来たり。

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令和元年12月始まる【4年前の振り返り(昔見た夢)】

初回投稿日:2019/12/01/105037

4年前の振り返り

この投稿は、令和最初の12月1日に書いていた日記です。父の夢は時々見ますが、ここに書いた夢は印象的で思い出すことが多いです。本来なら書き直して投稿するのですが、今回はこのまま再掲してみようと思いました。

父が亡くなってからしばらくは寂しがっていた母ですが、最近は嫌なことばかり思い出すらしく、悪口ばかり言っています。

ときどき父の夢の話をすると、「あら、私の夢には一度も出てこないわ」とそれさえ腹立たしそうにいうのは可笑しいですが、新婚のころからのギクシャクした思い出を聞かされると複雑な心境になります。

今まで自分の胸の内に押さえていたらしい思いが、最近はあふれ出してしまうようです。

今日は父の誕生日。生きていたら90歳になっていました。

令和元年12月始まる 

令和元年最初の12月が始まりました。そして「令和元年最初の・・・」と言える最後の12月です。

 

明日、初出勤です。平成最後のお正月にも令和最初の5月にも想像しなかったことです。長い半年でした。

 

これからのことを考えても、不安ばかりです。希望もありません(…と言っても、1ミリくらいはあるかしら)。そもそも希望の単位がミリかどうかもわかりませんが。。。

 

とにかく、始まったのです。令和最初の12月。そして「令和最初の」と言える最後の12月が。

 

12月は亡くなった父の誕生月です。生前はあまり仲良くはお付き合いできませんでしたが、守ってくれるでしょうか。

 

私は、きっと甘えん坊です。だから、父が守ってくれると信じています。

 

昔見た夢

父が亡くなって暫く経ってからのことです。夢の中で私は、長い長い石段を登っています。

 

やっと登りきると、真っ赤な鳥居がありまして、そこにたくさんの人の写真が飾られていました。

 

「ああ、お父さんも神様になったのね」一人呟いて父の写真を探していると、白い着物を着た男の人が箒で地面を掃きながらこちらへやってきます。

 

私はその人に話しかけました。「父が、最近亡くなったんです。こちらにいると思うのですが」

 

その人は静かに答えます。「ここに飾られている神様は偉い方々。普通の人はまだ神様にはなれません」

 

「じゃあ、父は何処にいるのでしょう」

 

「まだまだ、下の方ではないでしょうか」

 

「お父さん」小さく呼んだ途端に目覚めました。印象的で忘れられない夢です。

 

あさ

あさ。 あさ。 あかるいあさ。

うみが ひかる。

かわが ひかる。

やねが ひかる。

 

おはよう。

おはよう。

 

さあ、いこう。

 

みんな なかよし。

 

さあ、いこう。

 

「あさ」の詩について

記憶がとても曖昧で、いろいろと調べました。多くの方が、記憶を頼りにしたり、訪れた古い小学校の記念館で見つけたりして、詩を載せてくださっていました。

 

随分と記憶は不確かなものだな、と思います。

 

私が覚えていたのは、

 

あさ。あさ。あかるいあさ。

うみがひかる。

やまがひかる。

やねがひかる。

 

これだけです。しかもひかっているものも違っていました…!それでもきらきらしたイメージだけは合っていたようです。

 

実際の詩は、もっと希望に満ちた元気な詩でした。一時期、小学校1年生の国語の教科書の1ページに載っていたものです。

 

今、私がこの詩を思い出したことは偶然であったとしても、私にとっては意味のあることに思えます。

 

父が今、どの辺りにいるのか私には分かりません。けれど、こうして朝が迎えられているのは、きっとどこかから見守ってくれているからでしょう。

 

多くの人にとって、今日これからの毎日が、あかるいあさで始まりますように。。。

 

令和元年12月1日朝