タロット占いで奇跡を求める前に安直な選択肢を外しておくべきだった
初回投稿日:2019/12/04/001113
4年後の振り返り(叶ってない、叶ってない、いや完全に判断ミスでした)
タイムマシンがあったら、つべこべ言わずに4年前の11月に戻りたい。そして、なんとしてでも、こんな記事を書くような判断をしないようにするのだ。
正確には、叶っていない、のではなく、安直な私の判断ミス、自業自得というべきなのかもしれません。
ただ、求人とハローワーク利用についての件(くだり)は、今見ると「ほう」と頷ける内容なので、書いていて良かったと思います。いろいろと記憶が曖昧になっているのを実感しました。
本記事は当初『「タロット占い」と「未来メモ」と「叶ってる?」』というなんともイケてないタイトルでしたが、編集して再投稿しています。
3か月前のタロット占い
以前にも書いたことがあるのですが、行き詰った時、たまにYouTubeでタロット占いを見ます。
盲信してなにかをするわけではありません。八方塞がりで呼吸をするのも苦しいときに、偶然というにはタイムリー過ぎる言葉を聞けると癒されるのです。それは、まるで蜘蛛の糸のように、私を明日へつないでくれます。
初めてタロット占いを見た時、偶然観たリーディング動画なのに、不特定多数の人に向けて発せられている言葉なのに、自身の現状とリンクしすぎて怖かったのを覚えています。
「職場でいじめや裏切りに遭っている人がいるかもしれません」とか、「仕事を辞めた方でしょうか。起業した人もいるかもしれませんね」とか聞いて、私のことを知っているのかと思ったほどです。
驚きながらも、救われた気持ちになりました。
具体的な日付や時期が語られると、忘れないように、メモを取ったりカレンダーに印をつけたりしました。
3か月くらい前の私は、まさに底に居ました。それまでもずっと暗く不安な状況でしたが、落ちても落ちても、まだずるずると深く深く沈むような、これを「沼」と呼ぶのだと思うような時間を過ごしていたのです。
そんなときに見たYouTubeのタロット占いが、動画を観てから〇日後にどうなっているか、という内容だったのです。
確か「逆境から抜け出すのはいつ」といったテーマだったと思います。
12月3日のカレンダー
カレンダーをめくって12月に替えると12月3日のところに書き込みがあります。
一からのスタート。社会に認められる(?マーク付き)
新しい会社に出勤して2日目のところです。それは、私の決意表明ではなく、3か月くらい前に見たタロット占いの言葉。
2社からの連絡
今回ハローワークからの紹介で就職しました。求人応募の条件に「ハローワークの紹介状」としてある企業に応募したのです。
ハローワークの紹介状が採用に有利に働くことはありません。但し、企業がハローワーク経由で求人を出すと、面接や採用・不採用の結果報告をしなければならないので「カラ求人」などの不誠実な求人(罰則があるわけではないようです)の確率が低くなります。
ハローワークからは数社紹介状を発行していただいたのですが、今の会社にバタバタと入社が決まったため、他の企業への辞退連絡ができないままでいました。
そしてメモしていた12月3日。第一希望であった企業から採用の連絡をいただいたのです。
今の会社より基本給が5万円以上もいいところです。既に採用が決まったので辞退させていただきたいと伝えると、担当の方の声が急に変わりました。当然です。採用予定人数は1名。
受話器が置かれる前に「信じらんねーっ!」と乱暴に誰かに言っている声が聞こえて、ガチャンッと電話は切れました。
また、お昼休憩の時間にスマホのメールをチェックしていると、コンサルの依頼メールが届いています。条件が破格にいい。私が承諾すれば、翌日には詳細打合せが入るところでした。
きっと叶ってる
ずっと願っていたことが一度に実現してしまったということなのでしょうか。タイミングが悪く、全てお断りをしなければなりませんでしたが。
正直言うと、少し心は揺れました。
けれど、新しい会社は、人も仕事の内容も今までと比べられないくらい、穏やかで健全な感じです。私は、ここに決めたのだと改めて思います。
そして、今でも高条件に気持ちが揺れてしまうような私がこの状況を選ぶためには、あの沼のような暗い時期がなければいけなかったのだろうなあ、と思うのです。
タロットの世界では、これを「引きはがし」と呼ぶようです。
現状から抜け出したい、と願い続けて何年も経ちましたが、やっと願いが叶ったのかもしれないと思います。
現状を抜け出した後のことを明確に思い描けない私の願いの叶い方は、いつもあやふやなのです。
4年後のまとめ
当時力をもらっていた動画の投稿者の方々の多くは現在、活動なさっていません。言葉の選び方、不特定多数へ向けた話題の展開の仕方など学ぶ点がたくさんあったので、残念です。
母中心の生活になった今思うのは、間違った判断だと思っていたことが現在の生活を選びやすくしたのだと思えばあながち間違いとも言えない、ということです。
人生は私が思うよりはもう少し複雑で、一口では言い表せない、一筋縄ではいかないということかもしれません。諦めてしまうのは勿体なさそうです。
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