22時のコーヒー
初回投稿日:2019/12/28/231151
夜21時を過ぎてカフェインを摂るのはよくないとわかってはいるのですが、今日くらいはいいかな、と思い、ドリップバッグでコーヒーを淹れました。
熱いコーヒーを火傷しないように用心しながらほんの少しだけ啜る。
それから、飲み頃の温度になるまで数分がまんして、また、少し啜る。
飲み頃になったことを確認したら、今度は思い切って、ごくりと一口飲む。
喉でなく、胃でもなく、もっとずっと奥の方へ、馥郁とした香りが浸み込んでいく。
そうして、体の深いところから、ホッと一息つくのです。
「ああ、よくがんばりました」そんな言葉が吐息と一緒に出てきます。
いろいろあった一年でしたが、今日、なんとか仕事納めできました。気の遠くなるような一年が何とか年内に納まったと思えば、コーヒーの香りでささやかに労うのも悪くない。
今の会社に就職するまでは、コーヒーは飲みすぎを防ぐため、1日に3杯と決めて、朝1日分のコーヒーを淹れていました。
ドリップ用のコーヒースプーンに粉のコーヒーを3杯。お湯は450~500CCくらい注ぎます。ボトルにドリップして、一杯分は朝食の時に淹れ立てを飲みます。
残りは、冷蔵庫でアイスコーヒーにして、欲しいときに電子レンジで温めたり、アイスコーヒーのままで飲んだり。
時には、コーヒーが冷めないうちにゼラチンを混ぜてゼリーにすることもあります。
以前、石田ゆり子さんの写真集「Lily」を見た時、ゆり子さんも同じようなコーヒーの淹れ方をしているのを知って嬉しくなったことがあります。
ゆり子さんも1度に飲む量は少量だそうです。まとめて淹れて、残りはポットに入れておく。その様子が写真に収められていました。冬でもアイスコーヒーで飲んだりするそうです。
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思わぬところで共通点を見つけて、普段の何気ない動作が、そのときだけは特別に感じられたりしました。
今の会社では、コーヒーもちょっとしたお菓子も会社が準備してくれます。そのため、今まで通り家でコーヒーを淹れたのでは飲みすぎになってしまうので、最近はドリップバッグ式のコーヒーを愛用しています。
今夜のように、少しだけ飲みたくなった時に、ドリップバッグ式のコーヒーは便利です。
もし寝付けなかったら、今夜くらいは時間を気にしないで、眠れるまで本でも読んで過ごすのもいいなと思っています。
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