かれこれ2週間くらい経ったでしょうか。
その日、実家でもらった柚子を持て余したので、お風呂に入れて一気に消費してしまうことにしたのです。
直径が3センチくらいしかない小粒の柚子を完全に使い切りたくて、ご丁寧に1/4に切ってからお湯に浮かべました。
12~3個はあったと思います。それを1/4にしたので、本当に大量の柚子がぷかぷかと湯船に浮かびました。
楽しい!浮かれて小一時間お湯に浸かりました。それはそれは幸せな入浴タイムだったのです。
それが、一瞬にして悪夢に変わりました。
ちょうど写真のように、浮かべた柚子を浴槽の縁に並べて(私の場合は、12×4欠片の柚子なので(^-^; )お湯の栓を抜きます。
あっ!
というまに、1つの柚子の欠片が排水溝へ吸い込まれていきました。瞬間に手を伸ばしたのですが、指先を通り抜けて、柚子の欠片はゆっくりと流れるように排水溝の中へと消えていったのです。
あらま。
最初は、事の重大さに気づくこともなく、ただただ、お湯の流れを眺めていたのですが、途中から不穏な水流の変化に気づきます。
あれ?もしかして詰まった?
それから、慌てて直径3センチ程度の排水溝を探ってみますが、柚子が詰まっている様子はありません。
ホテルのアメニティの歯ブラシを排水溝に入れて探ってみましたが、排水の流れはイマイチつかめません。
お湯が完全に流れなくなったわけではないのですが「もし、水漏れでも起こしたら…」と気が気ではありません。
けれど、業者を呼んで大ごとになったら、作業代を支払う余裕は今の私にはないのです。保険を使っても、過失で詰まらせたのなら個人負担がいくらになるか分かりません。
その日から、湯船につかることをあきらめ、シャワーだけの日が続いていました。
毎日毎日、栓をしないで浴槽にお湯を流し、水かさが増していく様子を忌々しい思いで眺めていました。
そして、今日。
いつものようにお湯を暫らく流しっぱなしにしながら、ふと思い立って、洗い場の方の排水溝の部品を全て外して、水の流れを探ってみました。
と、指先に、懐かしい柚子の皮の感触が!
「きゃあああっ☆彡」思わず歓喜の声を上げてしまいました。
おそるおそる引いてみると、まだ柚子の原形を留めている皮が出てきました!
あなたに会いたかった( ;∀;)
普段から、排水溝のお掃除はしておくものです\(^o^)/
ゆるゆるとではありますが、確実に流れていくお湯をみながら「今日は久しぶりにゆっくりお湯に浸かれる」と、しばし幸せな気分に浸(ひた)りました。
ああ、何という開放感!肩の荷が一つ下りました (^-^;
それにしても、初日も同じことをしたのですが、一向に引っかかりはありませんでした。どこを旅をしてきたんでしょうかねえ…1/4の柚子。。。
やっぱり柚子は飲むのに限ります ^^) _旦~~
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