※本記事は、2020年02月19日に公開した内容の一部を再編集して投稿しています。
約1か月前。近所のデパートへ出かけた時のことです。1階のコスメフロアの店員さんの大半がマスクをつけていました。
ちょうど、インフルエンザが流行り始めていたころだったと思います。華やかなはずのフロアで、いつもはキラキラとして見えているBAさんたちの顔の半分が隠れていて、ちょっと異様な光景でした。
フロアでマスクをつけていない店員さんは、わずか数人。彼女たちを見て、ホッとした気がしました。
それから2週間も経たないうちに新型コロナウィルスです。
瞬く間に世界中(!?)のマスクが売り切れ、品薄状態になってしまいました。
街中では、マスクをつけた人たちを以前ほど見かけません。先日のデパートへも出かけましたが、店員さんもマスクをしていませんでした。
私は、普段から「咳マナー」が気になる方です。手放しで顔を伏せることもなく咳きこみながら平然と歩いている人を見ると、つい「他者への配慮を欠いた人」だと思ってしまいます。
ですが、ここ最近、流行りのマスク集団を見なくなった代わりに、無防備で咳きこむ人も見かけない気がします。
数年前から、街には、風邪を引いていなくてもマスクをつけて歩く人たちを見かけるようになりました。
カラスマスクとでもいうのでしょうか、黒くて顔に密着するタイプのマスク、あれをつけた集団と出会うと一瞬ひるんでしまいます。そこで、密かに「カラス集団」と名付けて、勝手に呼んでいました。
けれど、新型コロナウィルスが猛威を振るっている現在、マスクをつけている人やマスク集団を見ない市街地の風景は、別の緊張感や危機感を感じさせます。
今日、お昼休憩に立ち寄った100均のレジには「マスクは、おひとり様一つまで」の貼り紙がありました。
新型コロナウィルスは、免疫力が低いと罹患しやすい、とも言われています。
バランスの良い食事で栄養をしっかり摂る。十分に睡眠も取る。今、できることは、基礎体力を高めることに努めること。
不安な時間が続いていますが、何とか乗り切りたいですね。
2021年6月現在は、ずいぶんと不織布マスクも入手しやすくなりました。
ウイルス対策としては、布製やウレタン製よりも不織布マスクのほうが若干、フィルタの精度が高いらしい。
いずれにしても、夏のマスクは着用が厳しいですが、私は白十字の医療用マスクを愛用しています。