子供の頃、父がとても口うるさく言うものですから、本当に辟易としていました。「外から帰ったら、一番に手洗いとうがい」
習慣化するより先に「いかにしてサボるか」ばかり考えていました。
ですが、今、この言葉がどんなに大切な「基本のキ」であったかと痛感しています。
マスクが手に入らなくても、外出を控えるのは限度があります。人混みを避けるのも限界がある。
そんな時は、やはり「手洗いうがい」を丁寧にすること。まずは、ここから始める。
そう言えば、小学生の頃、手を洗う場所には「手の洗い方」の貼り紙がありました。
手洗い
- まず、手のひらで石鹸を泡立てる(普通の石鹸で大丈夫だそうです)
- 次に、手の甲を洗う
- 指の間を洗う(両手の指を組むようにしながら、指の付け根まで)
- 爪の表面を洗う
- 手のひらに石鹸の泡がある状態で爪先を洗う
- 親指側の縁を洗う
- 小指側の縁を洗う
親指側と同じ要領で洗います。 - 手首を洗う
- 丁寧に水で洗い流す
しっかり泡を洗い流します。 - 手を拭く
感染防止を意識する場合、タオルはできれば共有しない方がいいそうです。個別にタオルハンカチなどで拭くといいですね。
うがい
- ぬるま湯(35~7℃)でうがいをする
冷たすぎるときちんとうがいができないので、冷水は避けた方がいいです。 - まずは、口をすすぐ
いわゆる「ぐぶぐぶ」うがいです。これで、口内の雑菌をまず洗い流します。 - 次に、喉をすすぐ
いわゆる「ガラガラ」うがいです。これで、喉の雑菌を洗い流します。
うがいは、朝起き抜けにもした方がいいようです。寝ている間に口内に繁殖した雑菌を除いて(完璧に除くことはできないと思いますが)から、水分を補給するためです。
まとめ
不安な状況が続いていますが、インフルエンザ予防にも花粉症にも、手洗いとうがいは有効です。
マスクだけで、ウイルス対策ができないということは、裏を返せば、ウイルス対策は他にもできることがあるということです。
外出したら、手洗いとうがい。
「親の意見と茄子の花は千に一つも仇はない*1」なんて言葉を思い出しました。
闇雲に父のことを煙たがっていましたが、悪いことをしたなあとちょっぴり胸が痛みます。
写真は、いつものように無料のphotoACを使わせていただきました。
すべての写真の手の主が違うと、かなり奇妙です (^-^;
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*1:なすびの花が咲くとすべて実をつけるように、親が子を思って忠告することは必ず役に立つから親の意見をよく聞け、ということ