気の遠くなるくらい前に予約していた本が、貸し出し準備できたと図書館からメールが入りました。
予約したのは、昨年8月中旬。
私にとっては、決して大げさではなく「気の遠くなるくらい前」です。
昨年8月といえば、前職を辞めてから再就職をしないと決めて、Webライターとして独立を模索していたころです。
寝る間も惜しんで、書いても書いても、生活するには程遠い金額しか稼げない。これから自分はどうなっていくのか。不安しかなかった頃、わずかな心の支えがYouTubeでした。
知らぬ間に世の中の価値観はこうも変わったのかとカルチャーショックを受けながら、毎日毎日、タロットカード占いやDaiGoさんやイケハヤさん、マナブさんの動画を夢中で見ていました。
そんな時期に予約していた本が、貸し出しの準備ができたと連絡が入ったのです。
最近は、YouTubeを見ることも少なくなりました。見なくても何とか生活できるようになったのです。
7か月。
とても不思議な感じです。
そして、話は変わりますが、久しぶり図書館のWebサイトを開くと、大変なことになっていました。
- 閲覧席は長時間利用しないこと
- 37.5度以上の発熱や体調不良がある人は利用しないこと
- マスクを着用すること
- 館内設置の手指消毒剤を使うこと
トップページ一面に表示されます。仕方のないことですけれど、見ただけで、胸が騒ぎます。
(話が大きく脱線しますが)現在、自宅待機の児童や生徒たちに向けて、学習のサポートとして様々な内容の動画が提供されています。
ニュースやワイドショーでも頻繁にYouTube動画の紹介などがされているのをご覧になった方も多いと思います。
私は、そういった情報を見る度に疑問に感じるのです。
そもそも自宅待機の全ての子供たちがYouTube動画を見ることができるのでしょうか。
少なくとも、私の家庭は違いました。
時代が違うと言われるかもしれませんが、経済状況の厳しい家庭は、現代にもたくさんあります。
それなのに全ての家庭で、子供たちは、オンライン動画が見られるのかしら、と気になるのです。
一連のコロナウイルスのニュース報道を受けて、いたずらに不安を煽るような情報の提供の仕方に疑問を呈する方も増えています。
何より、こういった不安定な状況下で、さらに疎外感や不公平感を与えてしまったら、子供たちは平常心でいるのは難しいのじゃないかしら。
私自身、今はスマホの手放せない生活を送っていますが、それでも、こんなときこそ図書館、本の力、と思うのです。
動いている絵を見るのでなく、自分の想像力で文字を絵にして自由に動かす。
図書館利用に禁忌事項が多くなってしまうのは仕方のないこと。それでも、閉鎖しないでいてくれる図書館、上手に活用したいものです。
想像力を鍛え、感性を磨く。これからの人生に大きく影響する一冊に出会えれば儲けものです。
【過去記事】
紹介したい本については、なかなか文章にできずにいるのですが、気分転換に丁度良さそうな本を少しばかり紹介しています。
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