それは、がさつ者にしかできない偶然の産物でした。
がさつ者は、痩せるためにわざわざ高級な「グラスフェッドのバター」や「MCTオイル」を買い求めたりしません。
ましてや、コーヒーとバターやオイルを合わせるのに、ミキサーやブレンダーを使ったりはしないのです。
ただ、身体にいいとか悪いとか、そんなことどうでもいいと思ってしまうくらいパンが好きで、食パンにはマーガリンより断然バター、それも有塩バターが好き!というだけのことなのです。
最近、向かいのビルにオープンした食パンの専門店で、昨日、流行(はやり)の「手ごね食パン」を買いました。
焼きたてを手にして平常心ではいられません。4枚切りくらい分厚く切って、まだ暖かい食パンを何もつけずに頬張ります。
贅沢だなあ。
うっとりと幸せにひたりながら、ふと、この焼きたてに、バターを乗せて食べたら、きっともっと幸せ。
そんな思いが頭を過ぎり、バターの誘惑から逃れられなくなってしまいました。冷蔵庫から雪印の「切れてるバター」を取り出して、少しトーストして、ほんのりきつね色になったパンに乗せてみます。
ああ、これだあ。
パンのお供には、何といってもコーヒーです。セブンイレブンのドリップバックが美味しい。
一口ふくんで、ふと閃きました。そう言えば、バターコーヒーって少し前に話題になっていたなあ。
冷蔵庫から取り出したばかりのバターは固い。10gずつ切れてはいても、バターナイフにはバターが少し残っています。
お行儀が悪い気もするけれど・・・バターナイフをコーヒーカップに沈めて、2回くらい回してみました。
当然ながら、コーヒーの表面に油が浮きます。
これが世に言う「バターコーヒー」か?
一口すすってみます。
なんと!まろやかで美味しい。
一瞬のうちに、口の中だけでなく、鼻からも馥郁(ふくいく)としたミルクの風味が広がり、バターも牛乳からできていることを存分に実感する。なんだか懐かしい感じ。
ほんの少しのバターです。お料理の分量の目安で言うと「耳かき1杯分」くらいでしょうか。
それだけで、いつもと違うコクのあるコーヒーになりました。
これは、世に言う「バターコーヒー」ではありません。断言できるのは、絶対に痩せない、ということ。そして、多分、身体にいいわけでもない(悪くもないとは思うのですが)。
でも、ただ、ただ、とっても美味しかったのです。
がさつ者なればこそ出会えたバターコーヒです。
【過去記事】 i-am-an-easy-going.hatenablog.com
i-am-an-easy-going.hatenablog.com
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