迷子の日記。行ったり来たり。

本当に本当に本人以外にはどうでもいいようなことをつらつらと書き連ねています。

昔のドラマで既視感、共感、感感感

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今月で仕事を辞めることにしました。今は、他の従業員のいない日曜日に出勤が命じられ、残務整理と社長への業務引継ぎを行っています。

 

というわけで、抗ウイルス対策での自粛ムードとは別で在宅が続いているので、ついつい日中にテレビを見てしまいます。

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コンテンツ

リッチマン、プアウーマン

今、いちばん夢中になっているのが『リッチマン、プアウーマン』です。2012年に放送されたドラマですが、当時、私は一度も見たことがありませんでした。

 

ドラマが放送された頃、ちょうどFacebookが株式を公開するなど華やかで、小栗旬演じる主人公の日向徹と井浦新演じる共同経営者(正確には副社長)朝比奈 恒介は、マーク・ザッカーバーグエドゥアルド・サベリンを彷彿とさせます。

 

ドラマは、フジテレビ系の「月9」枠なので、主軸は小栗旬(リッチマン)と石原さとみ(プアウーマン)のシンデレラストーリーなのかもしれませんが、それよりも引き込まれるのが、企業内の野心や嫉妬、人の心の弱さや脆さ、絆と再生の物語です。

 

調べても記述は見つけられなかったのですが、どうしても2010年のアメリカ映画『ソーシャル・ネットワーク』が浮かんでくるドラマ展開です。

デジャヴュ!?

今日、ドラマを見ていて「あっ」と声が出ました。主人公の日向徹(小栗旬)が盟友であったはずの朝比奈 恒介(井浦新)の策により会社を追放されます。

 

最後、部下たちの計らいで送別会が行われますが、そこに出席するために日向徹(小栗旬)が廊下を歩いているシーン。

 

何と、その廊下を私は、しばらく前に見ているのです。夢の中で。

 

その夢の中で、私は口惜しさと憤りで、心臓をわしづかみにされたように動揺し「なんで私が」と言いながら泣いていました。泣きながら、泣いている理由は分かりません。

 

それなのに、腹が立って仕方がない。

 

それでも、最後には「いや、これはきっと夢だな」とか「こんな夢を見る時は、必ず、その後に何かある、嫌だな」などと妙にリアルに、妙に冷静に考えていました。

 

そのことを、ふいに鮮やかに思い出しました。

 

夢に見た映像を再現することは不可能ですが、本当に、全く同じ廊下だったのです。驚きました。あの時の夢で見たシーン。

 

嫌な目覚めのその映像をテレビの中に見つけるなんて。

 

そして、実際に見ているドラマの舞台は華やかで、平凡な私の日常を重ねるのは愚かなことのようですが、人間関係の小さな苦いエピソードの一つ一つは、平凡な私の日常にも十分に落とし込めるものです。

 

ドラマを見る度、ざわざわと胸が騒いでいたのですが、こんなところに理由があったのです。私の夢は、妙にリアルなので困ったものです。

 

【夢の話】

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ハケンの品格

当時、篠原涼子さんが大人気で、楽しみに見ていました。放送は2007年。私は、2005年に放送された「anego(アネゴ)」にはまり、そこから彼女のファンになったのです。

 

ハケンの品格」が再放送されるのを知って、楽しみに第1話を見ました。

 

が。面白くない。台詞が響いてこない。これは時代か?と思ってしまいました。大前春子の「お時給」というセリフが何とも空々しい。

 

それでも、実家に戻って、自分の部屋が整わないので、何となく手持無沙汰で再びテレビのスイッチを入れて「ハケンの品格」を見ることにしました。

 

「企画コンペに恋は厳禁!」

 

社員以外の企画が通ることは稀。もし通ったら、企画者の名前は知らぬ間に社員の名前に書き換えられている、という内容。

 

まさに。

 

その回だったか、前の回だったか分かりませんが、「なぜ残業しない?」と問われたときに主人公の大前 春子は力強く言い放ちます「残業は、無能な社員が残業代を稼ぐためにするものだ」と。

 

全ての人がそうだとは言いませんが、私の周りはまさにそんな人ばかりでした。

 

まさに。

 

ああ、そうだ、この「共感」が当時、夢中になった理由でした。「ハケンの品格」は非正規雇用のガス抜きの場だったのです。そして、まだまだ私は彼女の台詞に共感している。

 

正規・非正規にかかわらず、同じ業務をする場合の賃金格差がなくなると言いますが、「ハケンの品格」が完全に時代遅れのドラマになったとき、次に出てくるのはどんなドラマだろうと思います。

 

実際の職場は、単純に、正規VS非正規ということはありません。

 

職種や業種にもよりますが、新型コロナを契機として、リモートワークが浸透してくるでしょう。

 

新しい働き方によって、成果主義が成熟すれば「ハケンの品格」がようやく昔のドラマになるのだと思います。それまで、もう暫くは大前春子の台詞が響きそうです。 

 

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