今日のもくじ
※本記事は、2020年5月20日に公開したものに5月27日に追記しています。
15年放置の実家の2階をリニューアル!
一大決心で実家に戻ってはみたものの、15年も放置していた2階の部屋は住める状態ではありませんでした。
現在、1階のリビングで寝起きしていますが、隣は母の寝室。母は完全な朝型生活。私は夜型。生活パターンが真逆なので、何かと不都合です。
窮屈な思いは私だけではなく、母も同じだったようで「2階をリニューアルしましょう!」母の一声で床と壁のリフォームをすることになりました。
現在の勤務先の社長のお母様は2級建築士で、75歳の今も現役で仕事をなさっています。
私の担当業務のうち、大半は社長に引き継ぎますが、いくつかはお母様が手伝ってくださることになり、毎週日曜、休日出勤でお目にかかっています。
そこで、自宅について話題にしたところ、すぐにお勧めの建築事務所を紹介してくださいました。
そうなると話が早い。とんとん拍子に事は運び、あっという間に契約から内装の細々の選定へと進んで行きました。
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人が住まなければ家は傷む
私の部屋は、フローリングではなく青色のカーペット。西日が強い部屋なので、湿気を避けるため、常に遮光カーテンを開けて、レースのカーテンだけにしていました。
引越しが決まって、久しぶり部屋に掃除機をかけたところ、廊下も掃除機も私の靴下も、何だか青色に染まっています。
なんじゃこりゃ!?
驚きました。カーペットが西日に焼けて粉状になっていたのです。家は人が住まないと劣化が進むと聞いたことがありましたが、身をもって知ったわけです。
今回は、壁紙や床材を変える時に知っておきたいポイントをいくつかまとめておこうと思います。
壁紙を選ぶ時のポイント
好みがはっきりしている人や部屋のイメージが固まっている人であれば、目指す壁紙を探せばいいのですが、何も決まっていない人が壁紙のサンプルの束を前にすると、イメージが四方八方に散らばって何も決められなくなってしまいます。
どんな部屋にしようかな、と迷った時には、以下のポイントを参考に壁紙を探してみてください。
基本は無地
理由は簡単。飽きがこないからです。
バランス
カーテン
色を決める時には、カーテンや巾木の色とのバランスも考えておきたい。特に、壁紙に柄物を考えている場合、カーテンにも柄があってカーテンを新しくしないのであれば、ちぐはぐにならないように、カーテンを閉めた部屋もしっかり見ておきましょう。
巾木
意外な盲点が巾木です。巾木とは、床面から壁に取り付けられた10センチくらいの木のことです。
幅木(巾木、はばき)は、床面に接する壁の下部に取り付ける部材。装飾及び汚れやすい壁下部の保護を目的とする。木材だけでなく、石材、タイル、金属、合成樹脂なども用いられる。
シンプルでふうわりとした柔らかな部屋を目指して、全体パステルカラーでまとめようとしたときに、茶色の巾木が目立つことがあります。
アクセントカラーとして見えればいいですが、気になってしまうこともあるのが巾木の色。
壁紙を決める時には、天井や床、カーテンだけでなく巾木の色も押さえておきたいですね。
白も色々
「真っ白な部屋にしたい」と思う人は多いはず。けれど、意外と知られていないのが白色のバリエーションです。
気になる白色の壁紙は、できれば全部並べて色味のチェックをしておきたい。
白は、日が差し込んだとき、電気をつけた時、光の入り方や反射の仕方で、目への刺激も感じられる色です。そのため、真っ白は目がチカチカする場合もあるので、過ごす時間の多い部屋には、避けた方がいいかもしれません。
サンプルでは黄みがかって見える色が、意外にイメージした白に近く感じられる場合もあります。
部屋の位置、使っている照明、カーテンの色や配置する家具とのバランスなどを考えながら、テクスチャも含めてじっくり選びたいのが白色の壁紙です。
柄がほしいときは
全面に柄を配置すると飽きがきやすいそうです。
頻繁に張り替えるのが難しいのなら、柄を取り入れるのは一面だけにする。最近人気のアクセントクロスと呼ばれる方法です。
ポイントは、窓やドアなどのない一面を使うこと。
柄のある壁面に窓枠やカーテンが入ると、どうしてもごちゃごちゃとして見えて落ち着かないからでしょう。
また、できれば、ベッドを置いたときに頭の位置が柄の壁面になるのが好ましいそうです。
その時の気分で選んだ柄は、気分が変われば感じ方も変わります。壁を飾りたいときにおススメは、タペストリーや絵などで季節季節のデコレーションする方法です。
おススメはアクセントクロス
アクセントクロスは、柄の壁紙を使うときだけのテクニックではありません。
壁紙のサンプルを見ていると、どうしても気になる色が出てきます。
シンプル イズ ベスト!と思ってはいても、ちょっぴり個性も出してみたいもの。
そんなとき、気になる色やテクスチャの壁紙を一面に取り入れ、残りの三面をシンプルな壁紙で統一するのです。
壁紙の選び方は、同系色にまとめても、同じテクスチュアにまとめても、思い切って反対色にしても、柄でも自由です。一面だけレンガ調なんていうのもありです。
今回、私はアクセントクロスに挑戦しました!
【寝室のベースカラー】
【寝室のアクセントカラー】
【作業部屋(?)のベースカラー】
【作業部屋(?)のアクセントカラー】
天井も張り替える時は
壁と同じ壁紙ですると良いそうです。同じ壁紙でも、光の当たり方で、天井は壁より暗く見えます。
白は、空間を広く見せる効果があり、天井も同じ白で統一すると、とてもゆったりとした空間が演出できます。
私が以前住んでいたマンションは、天井がとても高かったのですが、壁から天井がつながっていて真っ白でした。
キッチンが5.5畳、リビングが7畳の狭い部屋でしたが、窮屈に感じたことがないのは、壁紙のおかげもあったのかもしれませんね。
寝室にはピンク系がおススメ
ピンクは若返りの色。特に年配の方に好ましいそうです。
少しココア色が入ると落ち着いた印象になるので、寝室に取り入れやすいようです。
今回、私は、サンゲツのSPシリーズで壁紙を選んだので、残念ながらピンク系の壁紙は見つけられませんでした。
床材を選ぶ時のポイント
ナチュラル系がおススメだそうです。好みにもよりますが、白すぎるフローリングより高級な感じがするようです。(あくまでも好みです( ..)φメモメモ)
広告や雑誌の写真は当てにならない?
暗い床材は、傷やほこりが目立つので注意が必要です。商材写真は、インパクトのある方が見栄えがするので、壁と床が対照的に映るように暗い床材が好んで選ばれるそうですが、実生活には不向きかも。
リフォームを考える時に、新築マンションのイメージ写真などは参考にしない方が無難なようです。
流行の幅
フローリングの床材にも流行があります。いま人気なのは幅広のサイズだそうです。感じ方は個人差がありますが、木の幅の広い方が高級に感じる人が多いようです。
人気の幅は、15センチ。実家の1階は、20年近く前のリフォームで7.5センチ幅でした。
今回、流行に乗って、15センチ幅でお願いしました。
ついでに替えたいコンセントカバー
一新された壁を見ていると、次から次へ、古い場所が気になってしまうもの。
それでも、ドアや窓を変えるのはかなりハードルが高い。そんなとき、コンセントカバーだけでも新しくすると、違和感はかなり抑えられるはずです。
まとめ
器用な方は、自分で壁紙や床材を張り替えたりなさるそうですね。
壁紙を張り替えると部屋の雰囲気がぐっと変わります。
おうち時間が長くなった方も多い昨今。インターネットで、壁紙や床材がカンタンに手に入る現在、DIY*1にチャレンジするのもいいかもしれません。(私は不器用なので、到底無理ですが…( 一一))
※絶対に失敗したくない方、特殊な構造のお部屋など、専門業者に依頼したい場合は、まずは、無料で一括見積を取るのがおススメです。全国展開の業者から、地元密着の工務店まで、金額面だけでなく技術的な面からも幅広くしっかりと比較検討して決めてください。
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*1:Do It Yourself(ドゥ イット ユアセルフ)の略。自身でやってみる(実行する)ことです。