母が「しばらくサプリメントを頼むのを止めることにした」と言います。
先日、定期便が届いて、いつものように玄関先で受取ろうとしたら、配達してくださった方が、身体を大きくのけぞらせて荷物を差し出したそうです。
そして、いつもなら「サインをお願いします」とボールペンを差し出してくださるのに、荷物を受け取った母に「ご自分のペンでサインをしてください」と伝票を渡したらしい。
最近少し足の調子の悪い母は、いつもの配達員さんの変化に驚きながらもペンを取ってきて玄関口に戻ると、待っていた配達員の方は、イライラとした様子。
サインした伝票を渡すと汚れものでも受け取るかのようにして、そそくさと車に戻ったということなのです。
「お母さんも、このご時世、コロナで大変なことは分かってるわ。でも、あの対応は、まるでお母さんが病原菌か何かみたいで、本当に嫌だった。感じが悪い、なんてレベルじゃない。辛かったのよ。もう、当分、宅配は嫌だから、定期便はお休みすることにした」
まくしたてるように話す母をみながら、そう言えば、この間乗ったバスもそうだった、と思い出しました。
以下の記事にも書いたのですが、乗客の選べない運転手さんが、様々な人が乗ってくるバスの中で警戒しているのは重々承知していても、降り際に大きくのけぞって、顔を背けられたときは、さすがにショックでした。
【あったらいいな】路線バス乗降アプリ - 迷子の日記。行ったり来たり。
不特定多数の人と接触しなければならない職業の方の精神的負担は想像以上なのでしょう。それでもサービスを提供してくださることに心から感謝しています。
それなのに、サービスを受ける時に、感謝しながら緊張もしている。
そんな心の負担を減らすために、サービスを受けることを止めようと考える。
こんなこともあるのですね。
「お母さん、そんな大げさに考えなくても」とは言えませんでした。
今後は、サプリメントの分もしっかりバランスの良い食事を心がけなければ( `ー´)ノ