迷子の日記。行ったり来たり。

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ユウウツのタネその2:退職トラブル

初回投稿日:2020/06/09 最終更新日:2023/09/23

これは、本当に憂鬱な状況です。とても苦しい。

 

仕事を辞めたのですが、退職の日付に齟齬が生じてしまいました。

 

問題が発覚したのは、つい先日のことです。まず、協会けんぽから郵便が届きました。健康保険被保険者証を至急、返還するようにとの内容。

 

中を確認すると、資格失効日が5月1日付となっている。

 

翌日には、同様の内容の郵便が日本年金機構からも届きます。先週6月5日金曜日のことでした。

 

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会社を辞めることについての経緯(いきさつ)は、以前に簡単にまとめました。

三日坊主の言い訳とあしたからのことについて - 迷子の日記。行ったり来たり。

どんなに言葉を連ねても、言い切れないもどかしさはありますが、今書けるのはこの程度です。

 

とにかく4月下旬、退職願を社長に渡して、5月末日付で退職することになったはずだったのです。

 

退職願を受理した社長は私に言いました。「状況は察するに余りある。辛い思いをさせてすまなかった。」

 

そして「有給の残日数は気にしなくていいからね。5月も全部出勤する必要はない。ただ、申し訳ないけれど、休日に出勤してもらえるかな」ゴールデンウイーク中も含めて土日の出勤日が指定されました。

 

5月に入ってから言われたのは「(事務所の鍵や保険証など)返却はいつでもいいからね」です。

 

休日出勤で私が行ったのは、残務整理だけではありません。クライアントの申立書の文面作成(企業法務コンサルの会社なので)や次回の確定申告のためのシステム選定および設定等々、社長が思いつく限りの業務を片っ端から処理していきました。

 

気になっていたのは、出勤するたびに、社長の雰囲気が変わっていったことです。

 

社長は、今年初め、第一子が生まれました。

 

それまでは、事務所の上階が自宅ですが、ほぼ、24時間365日、事務所で過ごしていた(本人談)そうですが、私が採用になってから、社長の業務の過半が私に渡されました。

 

子供が生まれてからの社長は、事務所にいることはほぼなくなりました。いても5分程度。すぐ自宅へ戻ってしまいます。

 

それが、私が辞めることで、再び、事務所へ詰める日々になってしまった。

 

「全然、子供の顔も見ることができない」それが私の責任ででもあるかのように言うようになっていったのです。

 

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6月6日の土曜日。社長に連絡しました。

 

『協会けんぽと日本年金機構から健康保険証返還の書類が届きました。私は、定例にならって、1か月前に辞意をお伝えし、5月も数日ではありますが、指定日に出勤しておりましたので、退職日は5月の末日であると思っておりました。 

万が一、行き違いがあったとして、4月末日で退職の手続きを取られている場合、5月中にしなければならない手続きのための書類もいただいておりません。 

どのような状況か、教えてください。』 

ざっと、このような内容をメールで送ったのです。電話での会話だと内容が残らないので、後々のことを考えてメールにしたのですが、4日待っても全く反応がありません。

 

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在職中に気になっていたことの一つに、このレスポンスの悪さがありました。とにかく、嫌なこと、苦手なことは後回しにする。常に締め切りギリギリの対応。

 

信用第一の業務(と私は思っていました)にあって、非常に杜撰なところもありました。

 

驚くほどの請求漏れ。面倒なクライアントからの減額要求には、あっさり応じてしまう。

 

助成金申請サポートが主な業務になってしまうと、助成金獲得に主眼を置いてしまい、クライアントから預かった書類の返却ができない。

 

気位が高いので、業務の抜け漏れを指摘するのが一苦労でした。

 

今まで多くの人が辞めていったそうですが、彼らの悪口を何度も何度も聞かされました。

「銀行員は雇わない。自分が一番偉いと思っているから。」

「同じ行政書士の資格を持っている女性は雇わない。自分が一番偉いと思っているから。」・・・

 

今頃、私は悟ったのです。私も彼らの一員になったのだと。

 

「君のおかげで、ボクは子供と過ごす時間が持てるようになった」

「君のおかげで、ボクはこんなに子供と一緒にいられる」

そんな言葉が、5月1か月のうちに

「君のせいで、ボクはカワイイ子供と過ごす時間がなくなった」にあっけなく変わってしまったのです。

 

詰めが甘かった。

 

社長は私を、正社員転換の助成金目当てに不当に長い間、低待遇で使っていたのに、私は「正社員雇用」を鼻先の人参のように、ひたすらがまんして働いて。最後がこれです。しかも無給労働。情けない。

 

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冷静に考えれば、想像できたこと。辞める時に、きちんと退職日や賃金について確認をすべきでした。

 

家のリフォームは、やっと終盤に入りました。

 

そろそろ梅雨入りか、雨の日が暫らく続くようですが、役所へ出向く必要がありそうです。

 

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調べたところ、私の場合、とりあえず、年金事務所で健康保険資格喪失証明書を発行してもらわなければならない。

 

本来、退職後14日以内にしなければならなかった手続きです。どんなことになるのか怖くて仕方ありません。

 

もう、どこかへ勤める気力がありません。憂鬱で憂鬱で眠れないのです。

 

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