※今回は、内容の中に蝉の抜け殻の画像が含まれています。短文ですが、目次を作っておきますので、苦手な方は【画像】の項を飛ばしてごらんください(^-^;
もくじ
三日目の蝉
三日前から、庭の多分杉の木で蝉が鳴き始めました。「ジージー」という鳴き声で、午前中で鳴き止むので、クマゼミではないかな、と思います。
鳴き声や鳴く時間帯は種類によって異なるため、種類を判別するうえで有効な手がかりとなる。たとえば日本産セミ類ではニイニイゼミは一日中、クマゼミとミンミンゼミは午前中、アブラゼミとツクツクボウシは午後、ヒグラシは朝夕、などと鳴く時間が大別される。
鳴く時間は午前中。特に、10時ごろがにぎやかで「ミンミン」とは言っていないのでクマゼミかなと。
鳴き声は「シャシャシャ…」や「センセンセン…」などと聞こえるが、その前後には「ジー…」という長い声が入る。また、オスを捕まえると「ジー」とも「ゲー」とも聞こえる大声を出し続けてもがく。羽を羽ばたかせる力も強力で、近くでは「ブーン」という羽の音が聞こえる。手足の力も強く、素手で捕まえようとすると引っ掻き傷をつけられる可能性があるので注意が必要である。
鳴く時間帯は主に日の出から正午までの午前中で、日が照って温度が上がる午前7時頃から午前10時頃まで最も盛んに鳴く。
母にかかれば抜け殻もオブジェ
三日前の朝のこと。
母は朝から無邪気です。
「見てみて!今朝、新聞を取りに行ったらね、門燈のところにぶら下がってたの!あんまりきれいだから、玄関に飾ったの☆彡」
弾んだ様子で、ひょいっと手のひらに乗せて、私の目の前に差し出してくる。
・・・蝉の抜け殻。
いやいや・・・(>_<)
逃げ回る私に「なんで、なんで。こんなにきれいなのに、なんで!」と追いかけてくる。
お母さん、お願いだからやめてください(>_<)(>_<)(>_<)
ふと、外で「ジージー」とにぎやかに鳴いている蝉の声に耳が留まります。庭の杉の木に留まっているらしい。
これが、抜け殻の主か・・・(^-^;
※もくじ(画像の苦手な方は『がんばれ!』に飛んでください(^-^;)
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【画像】蝉の抜け殻(苦手な方は飛ばしてください(>_<))
がんばれ!
蝉が、地上に出るまでの時間が長く、地上に出てからの命が短いことはよく知られています。
けれど、最近の研究では、世間で言われるよりは若干寿命は長いとか。
長年にわたり成虫として生きる期間は1-2週間ほどといわれていたが、2000年代頃から研究が進み、1か月程度と考えられるようになってきている 。
(中略)
なお、幼虫として地下生活する期間は3-17年(アブラゼミは6年)にも達し、昆虫としては寿命が長い。
連日の雨も不思議と上がり、母が抜け殻を見つけてから三日、ずっと天気が続いています。
抜け殻の主は、羽化してから今日まで三日間、休むことなく全力で鳴いています。
今の私には、胸を突き抜け、腹の奥にまで響くほどの力強さで。
【母との暮らしには自然がいっぱいです(*_*;】