初回投稿日:2020/08/14 最終更新日:2023/08/22
暑い。
ユウウツな気分ではありましたが、銀行とハローワークへ行ってきました。
銀行は、社会保険料を振り込むため。
口座振替にしないのは、自動引き落としにすると、再就職したときに面倒だから。
一旦、引き落として、忘れたころに返金される。通知が届いて、口座へ返金。
とりあえず、再就職するつもりなのです。
安倍総理は、なぜ、マスクだったのでしょう。
しかも、追加で500億?詳しくは知らないけれど。
コロナが原因で失業した人は、多い。しかも増え続けています。
社会保険料の免除が受けられたら、本当にありがたい。
500億と10万円の給付金と前回のアベノマスクの金額を全て合わせたら、そんな使い方もできたのではないかしら。
勝手なことをグチグチ思いながら、今月の支払いを終え、ハローワークへ向かいました。
ずっと、求人を見ては、応募をためらっていたところの紹介状をいただくために。
いくつか事前確認しなければならないことがあり、職員の方に伝えましたが・・・お盆です。事業所へ電話をしても、どなたも出ないらしく・・・「お盆休みですかねえ」と言われる。
ハローワークへ行く道の途中、多くの店のシャッターが下りていました。
なんだか寂しい光景が続いていたのですが、今年は「お盆は、無理してお店を開けるより、いっそ、全社休みにした方がいい」と言うことなのでしょう。
昨年には考えられなかったことです。
これが、新しい働き方、新しい社会なのかしら・・・、一瞬、窓外に見える街並みをぼんやりと眺めてしまいます。
ハローワークへの来所者も少ない。
担当の職員の方が、ゆったりと対応してくださいます。
けれど。
この1年、いろいろとあり過ぎて、将来への展望を失ってしまった。
やりたいこと、なんて聞かないで。
望んでいるのは、とにかく、毎月の社会保険料が滞りなく支払えるだけの収入。
それに、美容院に行くだけの余裕があればいい。
何でもします。
そんな応募者に、現実は厳しい。
結局、目星をつけていた応募先の紹介状を、事業所への連絡より先に発行していただきました。
月曜日、応募先に連絡してくださり、応募条件を確認後、先方が了承したら、応募書類を送る。
午前中に結果連絡をくださる予定です。
「お手数をおかけいたします」深々と頭を下げて、ハローワークを後にする。
続いて、図書館へ。予約図書が3冊取り置きの連絡をいただいていたので。
ところが、バスが減便されていて、次の便まで1時間くらいありません。
死ぬかもしれない・・・まさか(^-^;・・・意を決して、歩いていくことに。たぶん20分くらい歩けば着くはず。
途中で、久しぶり、息切れがしてくる。危ないな、と思い、日陰を探して、持参したスポーツドリンクを飲んで、保冷剤を両脇に挟みます。
一昨日、タバタ式でスクワットをして、筋肉痛がまだ取れません。
どこが何の理由で痛むのか、もはや分からないけれど、満身創痍の状態の身体を引き摺るようにして、図書館まで歩きました・・・?満身創痍?・・・傷があるわけではありません(^-^;
図書館には、結構人がいました。
借りている本のうち、1冊だけ返却して、予約の本を受け取ります。
ソーシャルディスタンス、ということで、本を読むことのできる座席の数は減っていましたが、ほぼ満席。
バスは、約1時間待たなければ来ない。
居場所が、ない。
・・・減便、きついなあ。
仕方なく、図書館の隅にあるカフェに入ることに。
そこで、ソフトクリームを頼みます。
セルフサービスのレモン水を持って、空いた席に着きました。
冷たいお水と、ソフトクリームで身体を冷やす。
頃合いを見て、化粧室に入ると、鏡には、真っ赤な顔をした自分の姿が・・・。
すっかり、熱が下がったと思っていたのに、灼熱のアスファルトを20分も歩くと、身体の中心にまで暑さが回るようです。
凄いなあ・・・他人事のように、麦わら帽子を被った、完全夏休み仕様の自分の赤い顔を眺めながら思い、バス停を降りたら家までまた15分歩くのかと思うと心底ユウウツになりながら、図書館を出ました。
バスを降りると、停留所近くにある外車専門のショールームの前に一羽のカラスがいました。
ちゃっかりと日陰に陣取って、小鳥を食べています。
ギョッと思い、大きく迂回しようとしたときに、カラスと目が合う。
その瞬間。
カラスは、クチバシから小鳥の残骸を離し、バツが悪そうにそっぽを向いたのです。
嘘だと思うでしょう?
でも、本当に、小さくなった小鳥の亡骸を足元に落として、顔を横に向ける。
しかも、そのあと、チラリとこちらを見たのです。
しっかりと、視線が合いました。
私は心の中で「あなたは何も悪くないのよね」とつぶやきました。
「生きるために当然のことをしただけのこと」
散らばった小鳥の羽を見ると胸が痛くなるけれど。
生きることはシンドイ。
身体も心も、ズドンと重く、引きずるような感覚で、ようやっと家にたどり着いたのです。
今日はそんな一日でした。
【過去記事】
i-am-an-easy-going.hatenablog.com
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