昨年、ハラスメント満載の会社を辞めた時、これでもう二度と名刺交換をするような仕事にはつかないだろうな、と思い、 早々に名刺入れを処分しました。
ひどい会社でした。。。
それまで使っていたのは、ヴィトンの黒のエピ。
買ってから10年以上愛用していたものです。
けれど、その会社で使ったために、名刺入れをみるたび、思い出すのです。
嫌なことばかり。
捨てるには忍びないので、買取サービスに引き取ってもらうことにしました。
大切に使っていたので、10年使っていても、きちんとした金額で買取っていただくことができ、とてもありがたかったです。
色々な土地を一緒に旅した品物です。
次の方に大切にしてもらえたらいいな、と思いました。
その後、ほぼ一年の長い紆余曲折を経て、何とか、新しい就職先にたどり着くことができました。
とはいえ、労働者は搾取されるのだ!
9月1日採用にも関わらず、今から、何度も会社に呼び出され、資料を山と渡され、9月1日、初出勤から出張です。
さすがに、この時期、県境を越えることはありませんが、既に名刺が作成されている・・・。
資料の山と連日の電話やメールでのやりとりに、早くも、なんだか嫌気が差し、新天地への期待どころか、胸騒ぎしかしない。
だが、しかし。
まずは、名刺入れ。
ヴィトンの名刺入れを買ったときは、やる気がみなぎり、未来はきらきらと輝いてまぶしく感じていましたが、今は、「急場しのぎ」一円でも安く、それなりに見えるものがほしい。
早速、Amazonで検索します。
なんと。
革製の名刺入れが、3千円くらいで、何種類もあります。
急場しのぎのつもりが、探しているうち、気持ちが浮き立ってくる。
結局、RICKERS 名刺入れ 牛革 本革 レザー 男女兼用 4 ポケット サックスブルーに決めました。
この名刺入れは、サイズが縦7.5cm×横11.0cmで、通常の名刺入れより少し大きめの作りになっています。
シボ感のあるシュリンクレザーは、柔らかいのに傷が付きにくくて、扱いやすい。
通勤バッグなどでは、好んで選んでいた素材です。
これなら、名刺交換のとき、窮屈なポケットから、名刺を引っ張りだそうとして焦ることはありません。
名刺は50枚入るので、長期出張や複数の訪問先があるときでも安心です。
注文して、翌日には届きました。ありがたい。
あんなに憂鬱に感じていたはずなのに、届いたばかりの名刺入れを手に取ると、何となく背筋が伸びてくるから不思議。
先のことは分かりませんが、貯金も再び底を突き、前に進むしかありません。
新しい名刺入れをお供に、いざ、出発です。
【過去記事】
i-am-an-easy-going.hatenablog.com
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