初回投稿日:2021/06/09
夜はエアコンをつけたまま寝たので、一昨日よりは眠れた気がします。
昨日は晴天で、もう寒くはならないだろうとリビングのホットカーペットやこたつ布団をようやく片づけてイグサに替えました。
最近、母は日中によく寝るので、ホットカーペットもこたつ布団も「お昼寝」に使うから、と替えるのを渋っていたのですが、さすがに暑かったのでしょう。
ライティングも納期前に納品してすっきりしていたところ、立て続けに仕事の連絡が3件入りました。
1件は、以前連絡をいただいていたセミナー依頼の具体的な日程連絡です。
私のスケジュールを押さえたあとで、相手の方が言います。
「ところで先生…大変申し上げにくいのですが、今回のペイがですね…実は…」
破格に安いのです。
ただし、私は完全にそのことを想定していたし、あくまでリハビリ感覚。
たまにはスーツで外出したり、他人と接したり、緊張したりすることが必要です。
その機会ををわずかとはいえお金をいただいてできると考えれば十分です。
「大丈夫ですよ」と答えました。
「先生」と呼ばれるのも、過剰に低姿勢でていねいな物言いにも違和感しかないけれど、それもまた小さいことだ。
2件目は、いつものライティングの編集者からの連絡。
これは結構応えました。
以前私が書いた記事と全く同じ条件で、依頼企業から他支店向けの記事作成依頼をいただいたので、リライトして納品したのです。
それに対して「これは完璧コピーです。あなたが以前納品したものの完全コピーと校閲の責任者が認定しました。…」
あとはもう詳しく書く気もしません。
なんだか犯罪者みたいな言い回し。
勘違いだし、下敷きは自分の過去記事です。
いけないことだったのだと反省はしますが、コピーチェックでは規定の30%だったし、指摘されていることが腹落ちしない。
あからさまな発注者とライターの上下関係にも、どんなに低待遇でもすがるような思いでいる自分にも辟易としたのです。
3件目は、あらたな仕事の依頼です。
詳細は分かりません。
依頼先の企業情報も少ない。
まだ若い、企業コンサル会社です。
昨年、似たようなことがありました。
新入社員研修の依頼です。
夏頃実施予定でしたが、緊急事態宣言ですべてキャンセルになりました。
そんなこともあるから、前に進む前にあれこれ考えるのはよそう、とメールに返信してみたのです。
◆◆◆
そんな状況だったので、もやもやを引きずったまま朝を迎えました。
しんどい。
このユウウツな気持ちが、自力で解消できなくなったら…。
眼を閉じたまま、しばらくあれこれ考えて、今日も歩いてみることにしました。
◆◆◆
今朝のお供は、昨日から引き続き宇多田ヒカルのHeart Station。
Stay Goldは、最後の1小節しか残っていませんでした。
昨日と違う道を歩こうと、公園を通り過ぎ、高校生の頃の通学経路まで足を延ばす。
正確には、バス通学だったので自転車で通ったバス停までの道です。
Kiss & Cry
軽快なテンポが歩くのにちょうどよい。
昔も立派な家だったけれど、今は立て直しておしゃれになっている家。
昔から老朽化していて「大丈夫かな」と思っていた小さな家。
懐かしい、と思うような面影を持たない住宅街の中を歩きます。
Gentle Beast Interlude
道の途中で見つけた小さな神社は、記憶の中にある場所と違っていました。
記憶は不確かなものだと痛感しながら、ここで、音楽を止めて、ちょっとお参り。
一礼して鳥居をくぐります。
お財布を持っていなかったのっで、お賽銭があげられませんでしたが、二礼二拍手一礼して、住所と名前を告げてお参りしました。
神社を出ると、しばらく音楽を再開するのを忘れて歩きます。
Celebrate
「 Celebrate、Celebrate」とどこか物憂げなのにポップに繰り返されるお祝いのコトバが妙にしっくりときて心地よい。
折り返し地点。
Prisoner Of Love
この歌が主題歌だったドラマが好きだったなあ、と思い出しながら歩く。
とくに上野樹里さんが印象的だった。
のだめカンタービレは好きなドラマだったけれど、彼女には、こんな役が似合っている気がした。
2008年の放送だから、もう13年前の作品。
あの頃が一番楽しい時期だったかな、と考えながら歩きます。
テイク5
もう、こんな曲まできたのか、ずいぶん歩いたな、と思います。
昨日と同じ道に出て、中華料理店の前を歩く。
ぼくはくま
この曲に入ったところで本日はおしまい。
昨日より時間はかかったのに、歩いたのはわずか2,145歩。
昨日より少ない。
これは明日も歩かねば。
HEART STATION (2018 Remastered Album) 宇多田ヒカル