初回投稿日:2021/07/17/191900
ワセリンが保湿に有効なのは良く知られていますが、顔に傷ができたときにクレンジングの摩擦を避けるのに使えることをご存じでしょうか?
先日、左瞼にできものができてしまいました。
痛みはないものの日に日に大きくなるので、放置することはできません。
以前、眼瞼ヘルペスを繰り返したことがあります。
そのとき皮膚科の先生に「次に同じ場所にできたら形成外科を受診した方が良い」と言われていたのを思い出しました。
それで、そのとき紹介された形成外科クリニックを受診することにしたのです。
形成外科では良性腫瘍と診断され、その場で切除することになりました。
右瞼にも異常が感じられていたのですが「これは皮膚科のほうがいいですよ」と言われたので、日をあらためて再び皮膚科の受診です。
結論は、乾燥による肌荒れ。
そのとき、まだ赤みの残る左瞼を見て先生がおっしゃいました。
「瞼はとてもデリケートだから、少しでも異常があるときはアイメイクは控えた方がいいですよ。」
摩擦は状況を悪くさせるので、本来ならクレンジングもしないほうがいいということです。
ただし、この時期、日焼け止めを含めメイク自体をしないのは良くない。
日焼け止めだけは瞼にもきちんとするように、と言われます。
皮膚の保護の観点からは、ファンデーションを塗ることも大切だそうです。
「瞼の周囲は避けて、きちんと塗ってくださいね」と言われました。
注意しなければならないのが、洗顔時です。
とくにクレンジングには気を付けなければなりません。
ポイントはワセリンを使うこと。
クレンジングの前に保護したい箇所にワセリンを塗れば、クレンジング剤が直接皮膚に触れないので、患部を乾燥から守ることができるそうです。
少しベタベタした感じはしますが、石鹸での洗顔はできるので、たっぷりの泡で皮膚を擦らないように丁寧に洗います。
クレンジング剤はファンデーションなどと一緒に皮脂を落としてしまうので、肌にダメージを与えてしまうのだそうです。
肌を擦ることも患部にとってはよくありません。
瞼以外でも何か傷があるときは、メイクを避けるだけでなく、クレンジングの前にワセリンで患部を保護するようにしましょう。
私は、大洋製薬のワセリンを使っています。
綿棒を使うと、傷口を上手に保護することができます。
不純物の少ない高品質のワセリンは、保湿ケアにも安心して使えるのでおすすめです。