迷子の日記。行ったり来たり。

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2023年の我が家のお正月

新年あけましておめでとうございます。

みなさまの一年が穏やかでおすこやかでありますように心からお祈りいたします。

 

我が家のお節は、今年はネットスーパーにお願いしました。

お雑煮は、80歳を過ぎた母が張り切って作ってくれたものです。

お餅を焼き過ぎたらしく、怪しげに欠片が浮いていますが、これはご愛敬。

 

昨年、生まれて初めて入院を経験した母が、やっと料理ができるまでに回復いたしました。

家事は手足だけでなく脳の活性化にも有効で、生きる気力にもつながっているのだとつくづく感じます。

 

退院当初は記憶障害、言語障害があり、指先も上手く使えず、歩くこともままならなかった母ですが、食欲が旺盛であったのは救いでした。

台所仕事は一手に私が引き受けていましたが、毎回完食してくれる母を見ていると楽しくて仕方ありません。

そんな私の様子を見ていて、母も台所に立ちたくなったようで「お雑煮はお母さんが作るわ」と言ってくれたのです。

 

何はともあれ「めでたい」です。

 

ほかに巻き寿司も買っていたので、一日、料理はしないでのんびり過ごすことができました。

 

今年のお正月花です。

こちらは、近所のスーパーで束で売っていたものですが、お正月らしい取り合わせで良かったと思っています。

お正月花は、基本的にあまり鋏を入れず、自然のままで生けるのが良いそうです。

水に浸かる部分の葉は腐ってしまうので除きますが、形を整えるために枝葉を間引くことは極力しません。

ただし、枯れ枝や変色している葉などは除きます。

松脂(まつやに)が気になる場合は、生ける前に雑巾で枝を拭いてやると扱いやすいです。

茶色の松葉は取り除きます。一本ずつ引っ張るとほかの葉を傷つけずに簡単に取り除けます。

 

お正月花を買いに出かけた時に、つい買ってしまった練り切り(ねりきり・和菓子)です。

海老と鯛。

おめでたい。

 

ささやかでも、お正月をきちんと迎えられたことが何よりのことに思える2023年1月1日でした。

 

…初夢は今晩見る夢を指すそうですが、昨晩は0時を回ってから休んだので今朝見た夢が初夢のような気もします。

だとすると、嫌な目覚めでした。

4年くらい前に辞めた会社のパワハラ社員が出てきたのです。私はどこかのクリニックにいて、彼女と出くわします。

彼女は私の処方箋を隠し、肩をすくめてペロッと舌を出しました。

当時のことがまざまざと蘇り、私はそそくさとクリニックを後にします。

嗤いながら彼女が追いかけてくるので逃れるように人ごみに入るのですが、なぜか両手にクリーニングから返ってきた洋服を山のように抱えていて思うように進めません。

抱えている洋服は、見覚えのあるもの、ないもの様ざまです。

気付くと時代劇のセットのような街並みです。

神様に手を合わせようと鳥居をくぐると、なぜか着物姿の子どもたちが大勢でてきます。

皆、手に手に玉こんにゃくを持っている…。

どこだ、ここは?

 

ちりんちりん、と鈴が鳴って…目が覚めたのです。

 

何とも奇妙で、すっきりしない目覚めでした。

 

夜、お風呂に入ろうとしたとき、その会社で同僚だった人から年始の挨拶メッセージが届きました。

メッセージの中に「何度かSAWAさん誘って皆でご飯行こうって話があったのですが、行動制限や社内でコロナ感染が出たりして消えてたんです」とあります。

 

嫌なことばかり思い出していたけれど、良い出会いもちゃんとあってそれは今も続いているのだとあらためて感じました。

そして悪夢は一蹴されたのです。

 

仕切り直しで、今夜、良い夢が見られますように。

そして、

良い一年になりますように。