数か月ぶりの母の入浴
昨日は、久しぶりに母の調子が良さそうな一日でした。
食欲もあり、昼間もよく起きておしゃべりをし、自発的に身体を動かしていたので「今日お風呂に入ってみようか?」と声をかけると、「入りたい!」と、はっきりとした返事が返ってきました。
それでも、何があるか分からないのが介護です。
シャワーやシャンプーだけでも、母の体を支えるのは一苦労。
最近では背中が板のように硬くなり、ちょっとしたストレッチではほぐせないほどコリが深くなってきました。
万が一に備えて、16時から入浴の準備を始めました。
まずは私が入浴し、湯上がりの服に着替えてから母を呼びます。
母がお風呂から上がったときにすぐ腰を下ろせるよう、脱衣室には椅子を用意しました。
そそうがあったときのことも考え、ビニールシートの上にバスタオルを敷いて、万全の体制で母を迎えます。
全身をシャワーで洗い終えた後、いよいよ浴槽へ。
シャワーポールと浴槽の手すりを上手に使って、思いのほかスムーズに浴槽へ入る母。
ほとんど私に体重を預けることなく、ゆっくりと腰を沈めていきました。
「お母さん、上手!」と声をかけた私の言葉が消えてしまうほど大きな声で「ああ、気持ちいい」と息をつく母を見ていると、本当に長かったなと、どれほどの苦痛やストレスだったろうと思います。
タオルを渡して、湯船の中で好きなだけ身体をさすってもらい、私は背中を流します。
全身を洗い終えたら、シャンプーハットをかぶせて髪を洗います。
浴槽から出た後は再びシャワーを使って、しっかりと全身を清めました。
心の中で「完璧」と思った瞬間です。
軽く身体を拭いた後、いつものように母を脱衣室に残してリビングに戻ります。
ここまでくると私もほっとひと息です。
母は私が準備したパジャマに着替えます。
浴室から出てきたら、ドライヤーで髪を乾かして、何か月かぶりの入浴は無事完了しました。
その後は夕食の支度です。
食事中も母は「気持ちよかった」と何度も繰り返し、心から安堵しました。
私は、久しぶりにワインをいただきました。
スーパーで買った缶入りのもので、いつもはアルコール度数3度くらいの軽いものを選ぶのですが、あんまりフワフワするのでラベルを見ると、うっかり9度のものを買ってしまったことに気づきました。
母が寝てからようやく片付けを終え、部屋でLINEを開くと、先日会った以前の職場の後輩からメッセージが届いています。
今月で退職すると聞いていましたが、新しい職場が決まったとのこと。
「行けたらいいね」と言っていた会社です。
嬉しさのあまり、「良かったね」を連打して送りました。
昨日は、本当に、良い一日でした。
入浴介助におすすめのアイテム
シャンプーハット
ゴムバンドでサイズ調節が可能なので、大人から子供まで使えます。
目や耳に水が入るのを防げるので、シャンプー時のサポートにぴったりです。
レジャーシート
60×90cmというコンパクトなサイズが絶妙です。
玄関や脱衣室、トイレなど狭いスペースでも使いやすいので、多用途に活躍します。
くるくるドライヤー
短髪なら乾かしながらスタイリングもできるので重宝します。
何より、普通のドライヤーより軽量で、手首への負担が少ないのが嬉しいです。
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