介護のために庭に手すりを設置することになり、ヤザキ製の屋外手すりを選びました。今回はその費用や施工前に確認したこと、介護保険制度の活用、業者さんの対応、そして施工後の体験までをまとめます。(施工日は2025年11月6日です。)
見積もりと費用
- 手すり代金:68,400円
- 取付費:24,000円
- 諸経費:9,600円(廃材処分・清掃・事務手数料・材料送料)
- 消費税:10,200円
- 合計:112,200円(税込)
相場(6万〜18万円程度)の中間に収まっており、妥当な金額だと感じました。
施工範囲と長さ
今回の施工は 合計2メートル40センチ。
- 2メートル:玄関ポーチから門扉の上がりまでの緩やかな傾斜部分
- 40センチ:門扉前の段差部分
玄関扉を開けてから門扉を開ける動作に支障がないよう、開閉を確認したうえで長さを決定しました。
支柱の固定方法
- 始まりと終わり → コンクリートアンカー固定(2か所)
- 中間2か所 → モルタル埋め込み(深さ50cm)
- 雨水管を避けて施工
屋外設置に適した方法で、強度も十分。業者さんからは「100kgの衝撃でも問題ない」と説明を受けました。
高さ調整
母の身長153cm*1を基準に、高さ80cmで調整してもらいました。利用者に合わせた高さに施工してもらえる点は大きな安心材料です。
水はけへの配慮
今回の工事では、雨水管を避けて支柱を埋設するように施工されました。一般的には30〜40cm程度の埋め込みで済ませることも多いようですが、今回 の業者さんは50cmで埋め込みなさっているとのことで、強度面でも安心してお願いできました。さらに、埋設工事後は工事前と同じように地面を整えてくださるので、水はけへの影響もないとの説明を受けました。
介護保険制度の活用
介護保険の 住宅改修制度 を利用すると、工事費用の一部が支給されます(上限20万円まで、自己負担は1〜2割)。
私はすでに玄関の段差をスロープにし、屋内の廊下(上がり框(あがりかまち)用)やトイレに手すりを付けていましたが、残金がまだ約3万円ほど残っていました。今回の屋外手すり設置では、その残金を差し引いて 約8万円の自己負担 で済みました。
包括支援センターを通じて業者に依頼したので、申請から手続きまでをすべて代行してくださり、残金確認含めとてもスムーズでした。
ヤザキ製手すりを選んだ理由
今回お願いした業者さんから「ヤザキ製は屋外手すりの中でも一押し」と強く勧められました。介護専門の業者さんなので安心して選ぶことができました。
- 耐候性:酷暑・雨・寒さに耐える被膜管を採用し、屋外でも長期間安心して使用可能
- 強度:100kgの衝撃にも耐えられる設計で、日常使用に十分な安全性
- 施工の柔軟さ:アンカー固定とモルタル埋め込みを組み合わせ、雨水管を避けながら設置可能
- 高さ調整:利用者に合わせて工事前に再確認してから着工
- 水はけ対応:工事後も排水環境を整えて影響なし
- グリップ性能:年間を通して滑りにくく、夏に熱くなりすぎたり冬に冷たくなりすぎたりしない素材
- 業者さんの推奨:施工経験豊富な業者が「ヤザキ製なら安心」と太鼓判を押していたことも決め手になりました
施工後の仕上がりチェック
施工翌日、実際に手すりを持ってみると「カラカラ」と音がしました。すぐに業者へ連絡したところ、原因は 接合部分の蓋 でした。ヤザキ製は多方向に追加できる仕様になっており、その蓋が体重をかけるたびに揺れて音が出ていたのです。
我が家ではこれ以上拡張する予定がないため、大工さんが接合部の中から蓋を接着剤で固定してくれ、音は解消しました。こうした対応も迅速で安心できました。
施工後チェックリスト
✔ 高さが使いやすいか(今回は母の身長153cmに合わせて80cmで調整)
✔ 握ったときに滑らないか
✔ 支柱がぐらつかないか
✔ モルタルや地面の仕上げがきれいか
✔ 扉や門扉の開閉に支障がないか(今回は玄関扉と門扉を確認済み)
まとめ
前回、玄関スロープの工事で設置場所の食い違いや割高な見積もりなど多少の不安があったため、今回は施工前に細かく確認しました。その結果、費用も相場内で妥当、施工方法も安心できる内容で、納得して工事をお願いできました。
介護用の屋外手すりは、費用だけでなく 施工範囲・長さ・高さ調整・施工方法・強度・諸経費の内訳 を確認することが安心につながります。さらに、介護保険制度を活用すれば費用負担を大幅に軽減できるので、地域包括支援センターに相談するのがおすすめです。
*1:本人は156cmと言っていますが、実際に測ると153cm程度で、それに合わせて高さを調整しました。