2025年7月7日
今朝の母
今朝6時過ぎ、目を覚ますと、階下で物音がしています。
寝起きの頭で「まさか」と思いながらも、様子を見ようと階段を降りかけたとき、突然激しい水音。
異臭はしなかったものの、不安になりながら洗面所をのぞくと、なんと母が顔を洗っています。
この2~3週間、母はなかなか朝起きられずにいました。
トイレから出てきた母に「お母さん、もう起きようね。歯を磨いてね」と声をかけると、「もうちょっとだけ寝かせてよ」と眉間にしわを寄せながら返されるのがいつもの光景になっていたのです。
以前の母は、足の痛みや夜間尿で夜頻繁に目覚め、朝は5時すぎには起きていました。そのまま朝食を摂ることも多く、驚くほど早いタイミングで薬まで済ませていたのです。
それがここ2~3週間、朝自力では起きられなくなり、混乱した言動も見られるようにりました。
それで本人が起きたがらなければ、無理には起こさず、20~30分ほど寝かせるようにし、その間に洗濯や朝食の準備など朝のルーティンを進めていたのです。
ところが今朝、自発的に顔を洗い、歯を磨いている。
とても嬉しくなりました。
昨晩やっと取れた右足人差し指の壊死のかさぶたを思い出し、「あぁ、かさぶたが取れるだけで、ここまで生活の質が戻るのだ」と驚きです。
しかも、自分で着替えも選んでいます。
朝のルーティンが急に戻っているのを不思議な気持ちで見ていました。
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急激に変化したここ数週間の日常
ゴミ出し
母の朝食の準備を終え、母のパジャマを洗濯機に追加したら、そのままごみ出しの準備を始めました。
今日は可燃ごみの収集日です。
私の住む地域では月・木の週二回が収集日なのですが、ここ数年は週一回出せば十分でした。
けれど母が足の不調からかトイレの失敗をすることが増え、専用のパットを使うようになってからは、ゴミの量も増えました。
暑さも手伝って臭いの問題もあり、先週からこまめに出すようにしたのです。
以前は母が積極的にゴミをまとめてくれていましたが、それもここ2~3週間は見られず、すべて私が担うようになりました。
母に指令が!?
朝食を済ませようと、母の前に座って「いただきます」と手を合わせた瞬間、母が不思議なことを口にしました。
「今日、お母さんおかしいのよ。ちょっと変なの。」
「どういうこと?」
「朝はね、6時に起きたの。」
「やっぱり、昨日かさぶたが取れたからじゃない?」
「違う違う。もう、バンバン指令が飛んできて、それで起きたのよ。もう忙しくて仕方がないの。」
「指令?誰から?」
どきどきしながら耳を傾けていました。
私は日頃から、母を焦らせないように、命令口調にならないように気を配っています。
なるべく気持ちに寄り添い、納得して動いてもらえるようにしているつもりです。
けれども、予想に反して母はこう言ったのです。
「誰からの指令って、そりゃ、お母さんよ(と自分を指す)。この辺りから、早くしろ!起きろ!歯を磨けって、そりゃ激しくせかされるの。」
言いながら、右耳の後ろをパタパタと軽くたたいて見せてくれました。
母の薬事情
朝食の後、20分ほどして薬を飲まなければなりません。
母の処方は複雑で、一日おきに用量が変わる錠剤のボードと、朝用に一包化された薬があります。
どちらにも処方されたときに、一つずつ全て日付を記入しています。
母は薬を飲むときにその日付に〇をつけるのです。
以前はそこまでしておけば自分で飲んでいましたが、今は私が手渡しています。
そして飲んだか分からなくなったとき「もう飲んだよ」と見せるために、空袋を目の前に置いておくのです。
さらに、目薬もあります。
朝用の目薬は2本。
1本差したら5分置いてもう1本。
これも、今は私が差しています。
「さあお母さん、次は目薬ね。」と、すべての薬を順番に済ませているのですが、そのどこかのタイミングで、母の中で「指令」が飛んでいるのかもしれません。
今朝は早く起きすぎたので(!?)朝8時からお昼寝!
8時を過ぎると、「悪いけど、布団敷いてくれない?お母さん、今朝早起きしすぎて眠くて仕方ないのよ」と言って横になりました。
いつもは一度布団を上げてから9時過ぎに再び敷くのですが、今日は少し早めです。
最近の母との日々は、毎日めまぐるしい。予想外の展開もあれば、小さな喜びもある。今日も、刺激的な一日の幕開けでした。
🍵わが家の新習慣は「濃いお茶」
我が家では「濃いお茶」をいろいろ飲み比べるのがちょっとしたブームです。
中でもお気に入りは、伊藤園の「お〜いお茶 濃い茶」とコカ・コーラの「綾鷹 濃い緑茶」。
どちらもカテキンが豊富で、しっかりとした渋みと深い味わいが魅力です。
母の物忘れが気になり始めたこともあり、脳の健康を意識して「濃いお茶」を習慣にしています。
「物忘れに効果があるんですって。私もちょくちょく忘れることがあるから、一緒に飲もうね」
こんな説明をしてしまったからか「これ、半分こして飲む分?」と毎回聞く母に、少し笑って、少し切なくなりながら、今日も一緒に一杯。
おいしさと健康を両立できる、わが家のささやかな新習慣です。