間違いだらけの童謡『なべなべそこぬけ』と『犬のおまわりさん』
初回投稿日:2020-01-09
ふと思い出したのですが、昔近所に住んでいた女の子が、わらべうたの歌詞をすっかり勘違いしてうたっていました。
それが本当に可愛らしかったのです。
なべなべそこぬけ
♪なべ なべ そーのこけ そーのがこけたら かえりましょ♪
本当は
♪なべ なべ 底抜け 底が抜けたら 帰りましょ♪
です。
「そーのがこける」って…(;^_^A そもそも「そーの」って何なのでしょう?
遊び方
- 二人で向き合って両手をつなぎます。
- 両手をつないだまま、大きく左右に振りながら
「なべ なべ 底抜け 底が抜けたら」と唄います。 - 次の「帰りましょ」で、
つないだ手の間を二人一緒にくぐるようにして、手を離さないまま互いに背をむけます。
子供のころは、3.の「帰りましょ」を何度も何度も続けて、ぐるぐる回って遊んでいました(^-^;
犬のおまわりさん
♪迷子の 迷子の こねこちゃん あなたのおうちは どこですか♪
おうちをきいても わからない
名前をきいても わからない
♪にゃん にゃん にゃにゃん にゃんにゃん にゃにゃん♪
ないてばかりいる こねこちゃん
犬のおまわりさん しまって こまって (^-^;
♪わん わん わわん わん わん わわん♪
※もちろん 正しくは「困ってしまって」です(^-^;
でも「閉まって」しまっても困りますよねぇ。何が閉まったかは分かりませんが。
ちゃんと唄えますか?
実は「犬のおまわりさん」には2番があります。
♪迷子の 迷子の こねこちゃん このこのおうちはどこですか♪
カラスにきいても わからない
スズメにきいても わからない
♪にゃん にゃん にゃにゃん にゃんにゃん にゃにゃん♪
ないてばかりいる こねこちゃん・・・
犬のお巡りさんは、カラスやスズメにまで協力を求めていたのです。大変そうですね…。でも優しい。
子供の頃からずっと童謡が大好きでした。子供の頃、うちではあまり自由にテレビを見せてもらえなくて歌謡曲などほとんど聴かなかったものですから、今でも鼻歌は童謡だったりします。
どの歌もストーリーがあったり、謎めいていたり、なかなか趣があります。
「なべなべそこぬけ」なんて、そもそも一体どういう意味の唄なのでしょう? Webで少し検索しましたが、なかなか情報を見つけることはできませんでした。
一説には、江戸時代に作られたといわれる「かごめかごめ」の原曲の最後に含まれていたとか。
たまには、童心に帰って子供の頃に覚えたわらべうたを口ずさんでみるのもいいですね。
あ、もしよければ、近所の女の子の「勘違いバージョン」も唄ってみてください♪