今日、美容院に行きました。
担当の美容師さんが「うちもいろいろと考えましてね。第一火曜日と第三日曜日の休みをなくしたんですよ。全員ローテーション勤務にして。だから、これからは予約入れやすくなりますよ」とおっしゃいます。
以前、私は、生え際が気になって、3週間ごと美容院に通っていました。そうすると、1年に2~3回は第三日曜に当たってしまい、日程調整が必要だったのです。
「そうなんですね」応えながら、いつものようにマスクの紐を一回ねじって、耳にかけ直します。
美容院に行く時にもできるマスク対策 - 迷子の日記。行ったり来たり。
「おっ。マスクのつけ方、慣れてきましたね(^_-)-☆」言いながら、美容師さんは、ふと思い出したかのように言いました。
「ところで、アベノマスクって届きました?」
「いえ、まだです。身近では誰も受け取っていないみたいですよ」
「ああ、よかった。ボクも同じです。あんまり話題にならないから忘れてたけど、ふと『あれ?自分だけまだなのかな』って思って」
「大丈夫ですよ。みんな、おんなじこと言っています」
そんな会話をしていたのですが、家に帰ると母が「今日、来たよ!マスク!お隣さんが教えてくれたの『ポスト見てごらんなさい』って」
(^-^;
母は「記念にとっておきましょう」と食器棚(!)の扉を開けましたが、「とりあえず中を見てみましょうよ」と取り出してみました。
「暑そう…」これが最初の感想です。(正確には、取り出す前に思ったのですが。)
袋を開けて、個包装を取り出したところ、1枚は布自体が黄ばんでいます。
決して、虫が入ったり、局所的な汚れがあるわけではありません。よく見るとガーゼの種類が違うように見えます。(誤解を招く表現はいけませんね(^-^;)
いずれにしても。
出番はないかな。
どうしても考えてしまうのです。約260億とも、それ以上とも言われる巨額を投じるのなら、なぜ、その予算を47都道府県に渡すことを考えなかったのでしょう。
私は生まれてこの方、こんなに各都道府県知事さんが表舞台で活躍なさっている姿を見たことがありません。
彼らに国のお金を託す、という助成の仕方もあったのではないでしょうか。
10万円の給付金にしてもそうです。自治体ごとの個別支援の方が数段早く実施されました。
アベノマスクにかかった費用は、各都道府県のマスク工場や、10万円の定額給付金の増額など、もっと素直に感謝できる形にもできたのじゃないかしら。
なーんてこと言ったら罰が当たるかしら?
いずれにせよ、うちではコロナ記念としてしばらくは残すので(寄付するかもしれませんが)、オイルショックやリーマンショックなどのように、1日も早く、過去のこととして話せる日が来るのを祈るばかりです。