迷子の日記。行ったり来たり。

本当に本当に本人以外にはどうでもいいようなことをつらつらと書き連ねています。このブログにはアフィリエイト広告を使っています。

【再就職活動】面接ストレス



採用を辞退した帰り、ハローワークへ寄ることにしました。ハローワークといっても出先機関で、職員の方の対応が良いと評判の場所です。

 

正直に書けば、前日のうちに、採用辞退を決め「ハローワークインターネットサービス」サイトで新たにめぼしい求人を探していました。

 

求人番号を控えて事情聴取の場に臨んだのです。

 

※「事情聴取」というと、何だか物騒ですが、それについては別記事に書きました。

 

そして。

立て続けにヘビーな面接を受けたため、精神的にもかなり参ってしまいましたが、その後、さらにもう一度、面接を受けることになり、これがまた、釈然としない結果になってしまったのです・・・。

 

もくじ

【どうでもいい話】面接までのこと 

 

選んだ求人は、またしても有期雇用です。

 

就職活動を再開した当初は、とりあえず社会保険料(国民健康保険料、国民年金、市県民税)が滞りなく支払えればいいや、くらいに考えていましたが、時給800~900円台の案件は、「経歴と『作業』がマッチしない」と断られるか、安く使われるのを前提で決めるか、の二択になります。

 

選ぶにしても選ばれるにしても。

 

それならば、有期雇用でも、自分のスキルに見合ったところで働いて、繋いでいく方がいいのだろうか。

 

「繋ぐ(繰り返す)」というのは、年を重ねれば難しいことです。可能性は、どんどん狭まっていくのですから。

 

悩みましたが、そもそも、求人自体がない。応募できる求人には限りがあるのです。

 

結果、有期雇用の求人の紹介状をお願いすることにしました。

 

◆◆◆

 

紹介状は、簡単に出していただけました。

 

応募条件に、面倒な資格・経験がたくさん書かれていましたが、前職で経験している内容でした。

 

「要件を十分満たしているわけではありませんが・・・」と簡単に業務経験を窓口の方に伝えます。

 

窓口の方もアルバイトなのでしょう。慣れない様子で私にヒアリングしながら、応募先の方に電話で私のことを伝えます。

 

とりあえず、至急で応募書類を送付するよう伝えられました。

 

◆◆◆

 

採用を辞退した会社のおかげで「完璧」になった履歴書と職務経歴書にハローワークの紹介状を添えて、早速、応募先に送りました。

 

書類選考結果は、一週間後に郵送で通知されるらしい。

 

もし、面接に進めたら、業務に関する知識についての口頭試問があります。

 

無免許(聞こえが悪い・・・。でも、私は資格は持っていないので・・・)なので、短期間で知識を体系化するにはYouTubeが一番!

 

専門学校が公開している情報を漁りつくします(言葉の使い方が乱暴?)。

 

資格取得の専門学校の短期集中講座の内容が無料で見られるなんて!

 

感動しながら、聞きまくり、見まくりました。・・・便利な時代になったものです・・・

 

応募書類を送付してから3日後に電話がかかってきます。

 

「連絡までに時間がかかってごめんなさい。急ですが、明日の10時に面接を行いたいのですが、都合はいかがですか?」

 

慌てましたが、こんなとき、時間が足りなくても、私はいつも「よろしくお願いいたします」と答えるのです。

 

◆◆◆

 

それから、当日の朝まで、学生時代の一夜漬けレベルでYouTubeを見ました。

 

何とか試験範囲の情報が、頭の中で体系的に整理できたところで、いざ!出陣!とばかりに家を出ます。

 

渋滞を考慮して早めに出かけると、30分以上早く現地近くに着いてしまいました。

 

こんなときに困るのが、コロナの影響で、カフェで時間が潰せないこと。

 

どこのお店も、時間変更やテイクアウト専門になってしまって、炎天下から身を隠す場所がないのです。

 

コロナを恨みます。

 

ジリジリと照り付ける太陽には敵(かな)いません。20分前には、現地ビルに到着しました。

 

◆◆◆

 

入り口で検温を受けて、名前と要件を伝える。警備の方に事情を話して、化粧室へ直行。

 

スニーカーをパンプスに履き替えて、持参していた保冷剤で顔や首を冷やす。

 

・・・意外に、人の出入りが多く、狭い化粧室には長くいられない。

 

15分前。

 

指定された部署を訪問することに。

 

到着する頃には、10分前くらいになっているはず。ちょうどいい。

 

ジャケットを着て、鏡で身なりを確認し、化粧室を出ました。

 

面接

【どうでもいい話】面接会場への訪問のベストタイミングはいつか

訪問先に着いたのが12分くらい前だったと思います。担当課の扉の前に立って中を覗く。

 

中にいた女性と目が合いました。

 

「あ、面接の方?」

「はい」と答えると、「担当を呼んできますね」

 

廊下をコピー用紙を台車に乗せて運ぶ女性が通り過ぎる。きっと、パートかアルバイト。

 

しばらくすると、黒いTシャツを着た女性が現れて、「こちらへどうぞ」と小さな部屋へ案内されました。

 

「あちらへ座って、少し待ってて。」「・・・だいぶ時間が早い」はあ、とため息をつきながら言われます。

 

「すみません。少し早く着きすぎてしまって・・・申し訳ありません」身体が縮こまるような感覚を覚えながら、恐縮して頭を下げる。けれど、10分前だ。

 

「はあっ」ともう一度小さくため息をついてから、「担当を呼んできます」と彼女は扉を閉めて出て行きました。

 

テーブルには、透明なパーティションが置かれていて、部屋は少し寒いぐらいに冷えていました。

 

5分前まで、トイレで粘るんだった・・・私は、数分前のことを少しだけ後悔していました。

 

面接官の言葉はどう受け止めるのがベストか

試験内容

質問はシンプルでした。

  1. まずは自己紹介
    今までの経歴を口頭でまとめて伝えます。
  2. 仕事に対する姿勢
    困難に遭遇したり、失敗した時にどう対処するか。
    様々な年齢層の同僚の中で働く時に心がけるとすると何か。
  3. 業務に関する口頭試問

いずれも、そつなく答えられたのでは・・・と思います。

口頭試問については、「YouTubeさまさま」。無事に切り抜けることができたのは、専門職や資格取得専門学校が公開している動画のおかげです。感謝、感謝。

 

試験後

「求人票には、専門職として、雇用直後から独立して一線で活躍してもらうように記載していますが、実際は、先輩に聞きながら徐々に慣れてくれたらいいです。」

「すでに10名程度の方が仕事を開始しています。繁忙期には、こちらからも応援に行くから、不安に感じないで。」

「あなたには、おそらくここ(本社)ではなく、出先機関で勤務していただくことになると思います。」

「・・・詳細は、こちらに記載の電話(スマホ)に連絡させていただいたらいいかしら?」

 

「はい」と私は答えました。

 

「あ、それと、17日から来ていただきたいんだけど、日にちは大丈夫?」

 

「大丈夫です」と答える。

 

「それでは、本日は以上です。お疲れさまでした」

 

求人票には、結果の通知方法は「郵送」とあります。面接後7日以内に。しかも「電話」は二重線で消されている。

 

これは、合格、ということでしょうか・・・?

 

結果

翌日の土曜日。「配達記録」郵便が届きます。差出人は、応募先。

中を開けると、私の応募書類が入っていました。

 

面接ストレス

私は、楽観的な方ではありません。ぬか喜びにならないよう、冷静に現実を分析し、どちらかと言えば、常に最悪の事態を想定して待つ悲観的な傾向がある。

 

それでも今回のことに関しては、腑に落ちないのです。

 

その夜は、一晩、眠りにつくことができませんでした。

 

今回、短期間で、3社の面接を受けたのですが、その結果、希望や気力を失い、人間不信に陥りそうです。

 

1社を除けば、採用側がとても「上から」。応募者も、人格を持った一個の人間なのです。私は、今の社会からはじき出されたような気がしました。

 

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