一年前のユニクロパンツを自分で裾上げしてみた!
昨年の冬、ネットでユニクロのパンツを2本買いました。
どちらも裾が長めでしたが、あらためて裾上げのために店舗に行くのは面倒なのでそのままの長さで履いていました。
今年の冬は、できれば「身の丈に合った」パンツにしたいと思い、手縫いで裾上げをしてみることにしたのです。
まずは、カジュアルテイストのコーデュロイのパンツを裾上げしました。
裾の長さはほかのパンツの丈と較べて決める
裾の長さを決めるのは思いの外難しいです。
今回は、今の生活でベスト丈だと思っているパンツに合わせて調整しました。
折り返し分短くすれば、ちょうど良さそうです。
パンプスを履いていた頃は、裸足で履いて床に数センチたるむくらいがベストでした。大抵はショップで購入時に調整していただくので、自宅で丈を決めることはありませんでしたが。
パンプスを履かなくなってからは、裸足で床すれすれ、ちょうど踵の辺りくらいでしょうか。
パンツの形にもよりますが、厚底のスニーカーにバランスがちょうど良い感じです。
裸足で履いた時、床を擦る長さだと家での身動きがとりづらく、裾が汚れてしまうので、床すれすれがベストです。
裾の折り方を決める
デニムなら、思い切って外側に折り返して裾上げするのもいいのですが、今回はオフ白のコーデュロイのパンツです。
写真(↑)のように、昨年、丈の長いまま履いて裾を汚してしまいました。
内側に折り返して、縫い目が目立たないように縫うのがよさそうです。
折り返してみると、思っていたよりも厚みを感じません。
もともとミシン目をほどくつもりはありませんでしたが、ほどかなくても全く問題なし、と確信しました。
しつけ縫いをする
両端の継目はきちんと合わせる
縫っている間に折り返し幅がずれると仕上がりが悪くなるので、あらかじめ、しつけ縫いで生地を固定します。
パンツの前後を縫い合わせた両端部分は、縫い目がきちんと合うように注意しました。
写真(↓)は線がずれていますが、しっかり合わせて縫っています。
纏り縫いをする
しつけができたら、裾を纏(まつ)っていきます。
纏り縫いは、折り返し部分を2mmくらい掬って(①)次に本体部分を1~2mm(織り糸1本目安)掬う(②)、を繰り返します。これで折り返し部分と本体がしっかり固定されるのです。
表を確認すると、縫い目があまり目立っていないことが確認できました。
糸は、家庭によくある木綿糸で大丈夫だと思います。今回私が使ったのは、とても古いミシン糸です。
手縫いの裾上げは意外と簡単!
手縫いで裾上げするのは、思っているよりずっと簡単です。
最近は、アイロンで簡単に裾上げできる「裾上げテープ」というのも市販されています。
昨年、ネットで初めてユニクロのパンツを購入したときは、慎重に吟味したはずなのにサイズが合わず、一度交換していただきました。
ネット購入でも裾上げを依頼することはできますが、届いてみなければ履けるかどうかわからないので、お願いすることはためらわれます。
かといって、届いてからあらためて店舗へ出向いて裾を上げていただくのなら、はじめから店舗で買うほうが簡単です。
結局、昨年の冬は、長めの裾のまま履いたのですが、こんなに簡単にできるのに何を悩んでいたのでしょう…。
「身の丈に合う」という言葉がありますが、まさに洋服は身の丈に合ったものを着るべきだと、裾上げしたパンツを履いて実感しています。
それでもやっぱりミシンが欲しい!
本当は、この冬、ミシンを買うつもりでした。
夏に湯上り着を手縫いしてから、すっかり手芸にはまって、実力は伴わないながらも「あれも作りたい」「これも作りたい」と想像ばかりが先走って仕方のない状況が続いています。
押入れの奥に買ったままになっている大量の布を発見してからは、ミシンでスカートやワンピースを縫う自分の姿が頭から離れません。
それが、ここ数年いただいていた下期のセミナーを「失注してしまった」と、依頼主の専門学校から連絡をいただきました。昨年一年、おやすみさせていただいてしまったからかもしれません。
残念ですが、ミシン購入は先送りです。
色々と調べて、価格は2万円台、メーカーは蛇の目かシンガーかブラザー、と決めていたのに。
一番欲しかったのは、シンガーのこのミシン(↓)です。
基本縫いはすべて揃っていて、ジグザグ縫いのほかまつりぬいもできます。もちろんボタンホール用の押さえも付いていて、デニムなど厚手の生地も大丈夫。
フットコントローラ付きでコンパクト。なによりビジュアルが良い。
来年にはきっと手に入れるからね!
【手芸生活の始まりはここからでした】
i-am-an-easy-going.hatenablog.com