【本の紹介】『人生は「書くだけ」で動き出す』by塩田洋介
なんだかタイトルを見ただけで、胸が高鳴るというか、気になって仕方なくなりました。
表紙の折り返しには、もっとワクワクさせてくれるコトバが並んでいます。
『好きな仕事、自由で自分らしい人生、
落ち込まない心、支配されない人生
少しのスリルと、おおいなる興奮、
これらはすべて「書くこと」で手に入れた。
「書くこと」から人生の革命が始まる!』
なんてことだ。
すっかり忘れていた、大いなる野望がここにあった。
ふいに目が覚めたような気がしたのです。
そういえば、ライティングの仕事を始めてそろそろ半年になります。
納品数がやっと100を超えました。
文字数にすると10万文字以上書いたことになります。
始めたころに比べて、文章の質がそう向上したとは思えませんが、書くスピードは…やっぱり大して変わりません×
ただ、最近、驚くくらい変わったと実感できたことが一つだけあります。
それは、読む速度です。
これには自分でもびっくりしました。
なにか一つでも、進歩したと確実に思えることができたことが、ここ数年の自分を振り返ると奇跡にも感じられます。
そんな風に考えると、本書のタイトルもあながち大げさとは言い切れないのです。
著者独自の文章術や独特の経験譚は、書くことをあきらめてしまった人や、書くことに対しての苦手意識から脱却できない人におすすめです。
リンク