ドアホンとワイヤレスカメラを設置したらホラー画像が撮れた!
初回投稿日:2023/09/13 最終更新日:2023/09/16
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CONTENTS
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誰もいないのに開く扉
それは9月の初め、母の通院日のことでした。
タクシーが家の門の前で止まると、門扉が開いているのに気づきます。
「!?」
おかしい。
朝、出るときはきちんと閉めたはず。
診察はまる半日かかるので、通院日はほぼ一日仕事です。
タクシーに乗り込むとき、必ず玄関の鍵がかかっていることと門扉が締まっていることを確認するのはもう習慣になっています。
支払を済ませタクシーから降りると、母を玄関先に待たせて庭をぐるりと一周する。
「何もない」
それから鍵を開けて、慎重に家の中に入る。
二階まで上がって、下に降りてトイレや浴室までざっと見る。
「何もない」
それでも気になって、ドアホンとワイヤレスカメラを確認すると・・・
なんと!
タクシーが到着する直前、人気(ひとけ)がないのに門扉がゆっくりと開く映像が残っていたのです。。。😱
風でパタパタと開くとか、子どもがイタズラして開けているとか、ではなく、正真正銘の透明人間が、鍵を外して扉を開けているような、そんな光景がはっきりと撮られていたのです。
ホラーです。
ドアホン設置のきっかけ
・我が家のドアホン事情とご近所トラブル
※ここに出てくる人名はすべて仮称です。
我が家のドアホンは、家を建ててから一度も変えることなく使っていました。
門柱にカメラなし通話機能のみのインターホンがひとつと、玄関ポーチにチャイムがひとつ、いわゆる旧式タイプです。
門柱は電池式で、4、5年前から電池が切れたままガムテープでボタンを押せないようにしていました。
小学生のピンポンダッシュが激しかったからです。
当時、我が家の被害は主に朝だけだったようですが、近所では夕方のピンポンダッシュに、慌てて出ようとして躓いて骨折した方がいらっしゃるなど、子どものイタズラとはいえ、結構深刻な被害があちこちで聞かれていました。
門柱のドアホンを使えなくしてからは、ピンポンダッシュに悩まされることはなくなりましたが、その代わりに、不便なことが増えました。
郵便や宅配などは、ときどきドアホンを鳴らすことなく、不在通知が入れられます。
ドアホンと玄関扉が近いものだから、ドアホンが鳴って「はあい」とドアを開けかけると、ドアをぐっと引っ張られて怖い思いをしたこともあります。
隣の田中さんが、朝7時に我が家のドアホンを連打したこともありました。
「ゴミ当番で収集場所に行ったら”帰れ”と言われた、何とかしてほしい」とまくし立てられて大変でした。
田中さんに関しては、ドアホン以外でも悩まされています。
田中さんは、奥様が85歳、ご主人が90歳の高齢のご夫婦ですが、最近ご主人のお具合が良くないらしく、息子さんがときどきは帰っていらっしゃいますが、ほとんど老々介護の状態です。
ある日、引っ越しなさったばかりの大島さんが久しぶりお戻りになり、退院間もない母に「田中さんもお誘いして茶話会をしましょう」と誘いに来られました。
ステロイド剤を大量に服用中だったせいもあり自力歩行の難しくなった母は、「これが大島さんにお会いできる最後かもしれない」と喜んで出かけていきました。
ところが、そこでの話題は田中さんのことだったのです。
大島さんは柔らかい口調で「今までは私(大島さん)がいろいろと田中さんを気にかけていたのだけれど、これからはSAWAさんお願いね」とおっしゃると、
田中さんが「SAWAさんのところの娘さんは若いんだから、自分のうちのことだけじゃなく、こちらからお願いしなくても気にかけてほしいものだわねえ」と言ったらしい。
母は、「娘は私(母)の病気のことで世話以外にも手続きや家事などすることがたくさんあるんです。うちのことだけで手いっぱい」と答えたと言います。
昔の長屋ならいざ知らず、いくら隣でも他人の家庭に必要以上に関わるのは抵抗があります。
私自身、会えば挨拶もするし、ゴミ捨てのタイミングが重なれば手も貸しますが、そうではなくて「これから買い物に行きます(なにか必要なものはありますか)」と声をかけたり「これからゴミ捨てに行きます(ついでに持っていきましょうか)」と声をかけたりは難しい。
そのころから、庭に使い捨てマスクが捨てられたり、田中さんに回した回覧板が、我が家の印鑑が消されて戻されたり、地域新聞が一か月遅れで水に濡れてびしょびしょになった状態でポストに入れられたり・・・いろいろなことが起きるようになりました。
・不審訪問が相次ぐ
去年、母が私の留守中に不審者に我が家の庭を見せたことがありました。
忘れられない出来事です。
i-am-an-easy-going.hatenablog.com
闇バイトでの強盗事件が頻発している頃には、我が家にも不審な訪問が2件ありました。
いずれも夕方6時過ぎ、若い男性で、住宅販売とネット回線の営業と称していましたが、資料も名刺も何も置いて帰られませんでした。
我が家のカメラ付きドアホンとワイヤレスカメラの設置方法
「設置方法」などと書いてしまいましたが、自力で設置したわけではなくプロの業者さんに頼みました。
今年2月から3月にかけて、我が家は大幅なリフォームをおこないました。
給湯器の故障をきっかけに、タイル貼りの浴室をユニットバスに取り換え、ついでにトイレも自動洗浄式にしたのです。
業者は、いつも家電購入でお世話になっていた量販店。
施工に関してはかなり満足のいくものでしたが、担当営業の方が少し頼りない。
リフォームに関しては住宅リフォームの補助金以外に、母の介護保険も利用できます。
当時母を担当してくださっていたケアマネージャーの方がその説明をしてくださったにもかかわらず、当の営業担当ご本人が手続きを誤って、介護保険の方が利用できなくなってしまいました。
その代わりに設置してくださったのが、ドアホンと防犯カメラです。
よく「ワイヤレスだから自分で設置できる」と言うのを見かけますが、脚立に乗ったり、古い機器を外したりするのは私には到底無理です。
大工さんがとても丁寧で優しい方でしたので、本当に助かりました。
カメラ付きドアホンとワイヤレスカメラを設置して良かったこと
今回は、非常に不思議な映像が残ってしまいましたが、カメラ映像はSDカードを使えば保存もできます。
私は、不在通知や隣人トラブル、母の不審者招き入れ事件・・・と続く間に防犯対策の必要性を強く感じていましたが、母は強盗事件頻発時期の不審な訪問がきっかけで防犯カメラの必要性を痛感したようです。
カメラ付きドアホンと防犯カメラを設置してからは、ゴミの庭やポストへの投げ入れはすっかりなくなりました。
宅配業者や郵便配達も玄関門扉に近づいた瞬間にモニターに映し出されるので、インターホンを押さなくても来られたことが分かります。
配達予定時間の間、そわそわと待つこともなくなりました。
残念ながら画質はあまり良くありませんが、誰かが来たことが分かれば十分です。
防犯対策にカメラ付きドアホンと防犯カメラはおすすめです!
それにしても・・・あの画像の謎だけは解けそうもありません🤔