2023年にもろ手を挙げて「買ってよかった」と言えるものが1つあります。年明けから、使うたび「本当に買っておいてよかった」「これを買った自分をほめたい」と思っています。
これほどまでに絶賛しているのはキクロンのキッチンスポンジ。
なんと1960年から発売されているという、日本製の食器洗い用スポンジです。
わたしはスポンジマニアと呼べるほど、食器洗い用スポンジを色々と試すのが好きです。ドラッグストアはもちろん、100均や無印、雑貨専門店などでも、珍しいスポンジやおすすめのスポンジがあれば、必ずと言っていいくらい買って帰ります。
どうしてそこまでスポンジにこだわるのかというと、毎日の食器洗いが憂鬱でたまらないからです。
食洗機があればいいけれど、我が家の古い台所には置き場所がないし、母と二人の生活には少し贅沢な感じもします。
せめて、炊事手袋や食器洗い用のスポンジくらいは良質なものを使って、気持ちをあげたい。泡立ちの悪いスポンジでは、余計に食器洗いが苦痛になるのです。
年末まで使っていたスポンジは、ドラッグストアの中では結構ハイクラスでオシャレカワイイものでした。それなのに、ギトギトの油汚れを拭き取ったわけでもないのに、数回使ったら洗剤の泡立ちが悪くなってしまったのです。
食器洗いスポンジは、使い始めは、水の吸収が悪いからか、洗剤の泡立ちが良くないものが多い。2、3回も使えば、泡立ちは良くなりますが、10日も経たないうちに今度は水分をたっぷり含んでいるのに泡立たなくなるのです。
これが一般的なことなのか、わたしの使い方が悪いからなのかは分かりませんが、銘柄や金額にかかわらず、どのスポンジも同じ印象です。
まだきれいなスポンジの泡立ちが不満で、年末にふと立ち寄ったドラッグストアの食器洗いコーナーで目に留まったのがキクロンのキッチンスポンジでした。
「1960年以来愛され続けています!」のポップに惹かれ、値段も1つ100円(税別)くらいだったので、試しに買ってみることにしたのです。
年明けとともに新しい食器用スポンジをおろすと、片付けも清々しい気持ちで臨めます。
いつもどおり、食器用洗剤を3プッシュ、ボウルに入れて、少量の水(50CCぐらい?)を加えます。その中でスポンジをクシュクシュっと2、3回揉むと、みるみる泡が立ってきました。
なんだなんだ!
この感触は、初めてといっていいくらい快適です。こんなに泡立ちのよいスポンジがあったでしょうか!
洗い桶につけておいた食器を次々に洗っていきます。
一回つけただけの洗剤の泡がものすごく長持ちします。
グラスやお茶椀などの食器類、スプーンやお箸などのカトラリーなど洗剤を足すことなく洗えました。
さらにフライパンなどの鍋類も洗います。
キクロンのキッチンスポンジも多くの食器洗い用スポンジと同じく二層になっています。特徴的なのが、スポンジの裏に貼られているのが磨き専用のスポンジ。「たわし」の代わりになるのだそうです。
かなりハードな使い心地で、厚手の鍋や焦げついてしまったフライパンなどの汚れも簡単に落ちます。
同じ二層のスポンジでも、よくあるのが、スポンジ側で洗剤を泡立てて裏側の特殊繊維で食器を洗うタイプです。わたしが主に使っていたのもこのタイプで、特殊繊維側が汚れを吸収してしまうのか、使用後にいくら水で洗っても、意外に早く洗剤が泡立たなくなっていました。いわゆる「ヘタって」しまうのです。
不思議なくらいキクロンのキッチンスポンジは「ヘタリ」ません。
三日間使い続けていますが、今までの1/3以下の洗剤量で快適に洗い物が片付いています。
たわし代わりの磨き面には研磨剤が含まれているので、日常遣いの湯飲み茶わんやマグカップなどに付着した茶渋なら簡単にきれいになります。漂白する必要がなくなるのも嬉しいところです。
そういえば、以前にも同じ経験をしたことがありました。
i-am-an-easy-going.hatenablog.com
キクロンのキッチンスポンジもトイレ用洗剤のサンポールもどちらも私が生まれる前から販売されている商品です。
しかもメイドインジャパン。あなどれません。
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