お歳暮とクリスマスカードと年賀状
初回投稿日:2019/12/10/230828
今の会社は、届いたお歳暮を社長が開けては皆に分けてくださいます。小さな会社だから、と言っても、以前の会社を思えばとても嬉しい。
以前は、社員におめでたいことがあると同じ部署に働く全従業員に集金に回ってこられていました。一口1,000円。半強制的です。
おめでたいことだから、と積極的に参加していましたが、お返しは社員には届いても契約社員の私は届いたり届かなかったり。
バレンタインも全女性従業員に強制的に集金に回ってこられるのに、ホワイトデーにお返しをもらったことはありませんでした。
歓送迎会も、自分が主賓であっても社員でなければ参加費は徴収されます。
そんな環境に長くいたものだから、頻繁に届くお歳暮を都度、気持ちよく手提げのビニールに入れて「はい、お土産」と渡されると、それだけで幸せに感じてしまうのです。
男性ばかりの忘年会は気詰まりだろうと、女性陣は忘年会の代わりに立派なお寿司のお土産をくださったり、心づかいが嬉しい。
お歳暮はビールが多く、分けてくださってもなかなか飲めないので、あっという間に冷蔵庫にストックができます。
中には珍しいビールもあるので、ゆっくり楽しめそうです。
私自身は、もう何年もお歳暮を贈ることはしていません。そもそも、お歳暮を贈るような相手が今はないからです。
ただ、毎年この時期に続けようかどうしようか悩んでいた年賀状は、今年は、早めに葉書を買いました。これも年々送り先が少なくなってはいるのですが。
先日、友人から京都旅行のお土産が届きました。友禅で作られた印鑑ケース。
少し早めのクリスマスプレゼントです。
そういえば、クリスマスカードもいつからか書かなくなりました。
お歳暮もクリスマスカードも年賀状も、始めた頃は、丁寧に、相手の方の顔を思い浮かべて贈っていたのですが、いつの頃からか、義務になり、苦痛になって、徐々に数が減っていきました。
今年は、せめて年賀状くらいは、気持ちよく楽しく準備をしたいなあと思っています。