寂しい
ずっと一人でいると時折たまらなく寂しくなったり、孤独感に苛まれたり、そこまでいかなくても、人恋しくなることがあります。
そんなときには、誰でもいいから、誰か連絡くれないかな、なんて甘えたことを考えてしまいます。
嬉しい
昨年末から年始にかけて、ちょっぴり嬉しいことがありました。
クリスマスの連絡
まず、短大の友人がクリスマスにLINEをくれました。
過去に短大の友人関係が面倒だと書いたのですが、苦手な同窓生を避けるために、私は現在、全ての友人と疎遠になっています。
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同級生は何十人もいるのに私が今でも大切に思っているのは、わずか3人だけです。その中の1人が連絡をくれたのです。
音信不通の私を随分と心配してくれていました。もう一人の友人も気にかけてくれていたようです。
「会いたいね」という話になり、春ごろの再会を約束しました。
自分から人と積極的にかかわりを持つことが苦手な私にとって、彼女からの連絡は大げさでなくサンタさんからのプレゼントのような気がしました。
お正月の連絡
今年の年賀状には、実家に戻って母と暮らす決心をしたと一筆添えました。一足早い転居通知にしたのです。
そうしたら、早々に友人の一人がLINEで連絡をくれました。嬉しかったです。サンタさんのプレゼントに続いての思いがけないプレゼント。幸せに感じます。
「また食事にでも行きませんか?」
「いいですね」と返すとすぐ「いつにする?」
人との距離を測りすぎる私は、こういう友人に人間関係を繋いでもらっています。「また会いたいですね」「そうですね」では永遠に再会することはできない。
ありがたいなあ、と素直に思います。
面倒くさい
「また会いたいですね」の後の「いつにする?」は温かく優しい言葉です。
けれど…。
じゃあ、いつにするか。何を食べるか。どこのお店にするか。時間はどうするか。
具体的な調整をLINEでやりとりするのはとてももどかしい。
私は食べ物に関しては、ほとんど好き嫌いがありません。なので、食事などは、場当たりが好きです。その日の気分や天気、状況に合わせて気になったお店にふらっと入る。
けれど、彼女はそうではない。
メニューまで決めて予約しないと落ち着かないらしい。
そして、昨今の「みんな休もう!」の風潮か、人気のレストランは、ことごとく年始長く休みで冬休みの間、開いていません。
「おススメのお店があれば、そこにしましょう」と連絡すると、お店の候補を2、3挙げてはくれますが、「開いているかどうかわからない」
それくらい調べてくれたら、と思うけれど
「まずは、あなたがそのお店でいいかどうか知りたいから」という。
どこでもいいと言ったのに。結局、私がお店に連絡する。
「お休みみたい。代わりにココはどうかしら?もしダメなら、近隣にイタリアンもフレンチも洋食屋さんもあるし。どこも人気みたいだから、あまり失敗はないんじゃないかしら。当日、決めませんか?」
そう連絡したらたった一言。
「でも、その日は連休の中日(なかび)だけど。」
だったら、私は好き嫌いはないと言っているのだから、どこでも予約してくださいな。あなたが誘ってくださったのでしょう、と何も書かずに画面を閉じます。
それから2日。お互いに連絡を取りませんでした。
ああ、面倒くさい。
それからさらに2日。連絡すべきか悩みながらも、文章が浮かびません。不必要につっけんどんな文章になりそうで、入力できない。連絡しないし、向こうからも連絡はない。
どんどん億劫になってきます。
このままにしておくのはよくないのだろうな…そう思っていたら、やっと彼女から一言「じゃあ、現地で」とLINEがきました。
なんなのだろう。食事に行こうと言うやりとりだけなのに、喧嘩した後のような気まずさです。
私はやっぱりSNSには馴染めません。
そして、私はやっぱり一人が好きです…。