迷子の日記。行ったり来たり。

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【どうでもいい話】傘の思い出

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引越しの荷物がなかなか片付きません。

 

独り暮らしのマンションから実家に戻ったので、実家の荷物を処分しなければ、持ち帰った荷物が開けない。

 

処分しなければならないと言いましたが、それでも、かなり思い切って捨てたのです。

 

居住したまま実家をリフォームしてもらうため、とにかく、できるだけ作業しやすい状態にしなければと、心を鬼にして。

 

ばっさばっさと捨てたはずなのに、捨てても捨てても、マンションから運んだ段ボールが開けられる状態になりません。

 

「持たない暮らし」に心の底から憧れます (^-^;

 

気長にやりましょ。

そうひとりごち*1ながら、ふと、置きっ放しにしていたクッキーの空き缶の「大事なモノ入れ」を開けてみた。

 

懐かしい葉書や手紙がぎゅうぎゅうに詰まっています。

 

つい、ひとつ、またひとつ、と手に取って見てしまう。

 

・・・そこに、一枚のメモを見つけました。

 

「雨が降ってきました。傘、持っていますか?よかったら僕の傘を使ってください。バイクのところへ置いておきます。」

 

几帳面な字が、一文字、一文字、とても丁寧に並んでいます。

 

すっかり忘れていたけれど、こんなしあわせな時間が、私にもあったのです。

 

思い出せて本当によかった。

 

【過去記事:掃除の仕方が分かりません - 迷子の日記。行ったり来たり。

*1:独り言をいうこと。「ひとりごつ」が正で「ひとりごちる」は誤表記とも言われていますが、今日は「ひとりごちる」気分だったので使ってしまいました。