迷子の日記。行ったり来たり。

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11月の熱帯夜!?季節外れの雷の中「雷恐怖症」という病を知る

暑い。あまりにも蒸し暑くて、気がつくと母が冷房をつけていました。ひんやりとして心地よい。ちっとも寒くありません。

この日は、11月6日です。

テレビでは気象予報士の方が「観測史上初です」と言っています。今年何回この言葉を聞いたことでしょう。いっそのこと流行語大賞の候補にしてみればいいのに。

先日衣替えでしまったばかりの半袖のTシャツをいち早く引っ張り出して着ていた母は、余裕綽々で「お母さんは(自分のこと)、夏のパジャマも出したわよ」と言います。あまりにも季節外れではありますが、私も真似をして入浴後は夏のタオル地のネグリジェにしました。気温が一向に下がりそうにないのです。

お風呂から出ると、真夏の恰好だというのに次から次へと汗が湧き出てきます。パソコンの左下に表示される外気温は26℃です。参考値とはいえ、暑いはずだ、と納得します。

5分だけ、とエアコンのリモコンに手を伸ばしました。

テレビはスイッチを入れてチャンネルをいくつか変えてみたけれど、特に見たいものがないのですぐに切って、代わりにパソコンの画面を覗きます。

汗が引くまで、と決めたはずなのに、案の定、部屋がすっかり冷えてもぐずぐずとニュース記事を読んだり動画を見たりして、あっという間に1時間が経とうとしていました。

化粧水もつけないまま放置していた顔が、少し突っ張ります。

ああ自己嫌悪、と思っているとスマホに通知、防災速報です。

画面を開こうとした瞬間、カーテンの隙間から稲光が入る。きたっ、と慌ててパソコンから電源を抜く。数秒おいて、ゴロゴロ、と雷鳴が聞こえます。まだ遠い。

急いで電話とインターホンの子機の充電器のコンセントを抜きました。

 

雷が近くならないうちに、布団を敷きます。寝るときはどんなに暑くても明け方は寒くなるので、足もとにブランケットを置きます。

電気を消してタオルケットを被ると、夏のネグリジェなのに息苦しいほど蒸し暑い。

暴風雨と雷が収まるまでの約1時間、汗だくになりながら、躰を縮めて、タオルケットの中で丸くなっていました。

 

自分でもおかしいと思えるほどの雷恐怖症は、そのまま病名になっているみたいです。最近はなんにでも病名がつくので、ふと調べてみたらありました。

雷恐怖症 - Wikipedia

見つけた時は「ビョウキだったのか」といった感じでしたが、内容を確認して治療法に驚愕です。

治療法
最も広く一般に知られており、可能な範囲の中での最も効果的な治療法として、雷雲に身をさらし、最終的には耐性をつける方法がある

絶対に治療を受けることはないと、確信しました。

 

翌朝は4時過ぎに再び暴風雨に雷です。貴重な睡眠時間を奪わないでほしい、と思いながらも眼が覚めてしまいます。

再びうとうとし始めた5時ごろには急激に寒くなって、足元のブランケットをつま先で手繰り寄せてくるまりました。目覚ましが鳴る6時ごろには暑くてすべて取っ払い、観念して起き上がる6時半ごろには、再び寒くてブランケットを被り、手探りで上に羽織るカーディガンを探しました。

こんな状態で風邪もひかずに元気でいようだなんて、そもそも無理な話です。今朝から鼻水が止まりません。

 

子供のころから、私はずっと今の時季が好きでした。クリスマス、お正月、バレンタイン。イベントの多いキラキラの冬の少し前、ワクワクのシーズンだったのです。しかも、苦手な虫も雷も台風も、不快な湿度も、全部夏と共に去っていった後です。

それが11月に入っても、雷だなんて。ノースリーブのタオル地ネグリジェで汗だくになるなんて。なんだか無性に腹立たしくて、恐ろしくて、不安な気持ちになります。怖くて仕方ありません。なにか大きなことが起こりそうな気がしてならないのです。

 

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