迷子の日記。行ったり来たり。

本当に本当に本人以外にはどうでもいいようなことをつらつらと書き連ねています。このブログにはアフィリエイト広告を使っています。

久しぶりのサンマルクカフェ、一人ご飯、外食って楽しい!

お題「昨日食べたもの」

※初投稿日:2021年8月12日 最終更新日:2023/09/15

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昨日、約1年ぶりでしょうか、カフェで一人ご飯しました。

お昼過ぎに、以前から打診していただいていた仕事の打ち合わせがあったからです。

 

昼食は打ち合わせ場所から近い、サンマルクカフェを選びました。

 

注文したのは、パスタセット

えびとブロッコリーのロブスタークリームパスタと北海道ミルクシェイクです。(写真)

 

いつもはほぼ満席の店内は、席を選ぶのに苦労しないで済むくらいで、小さなテーブルにはそれぞれアクリル板が設置されています。(写真左上)

 

それでも、どうして、こう、久しぶりの外食ってワクワクするのでしょう。

 

これでもかっと言うくらいにロブスターの風味を感じるクリームソースに、決して大きいとは言えない海老が4つ、5つくらいのパスタが、たまらなく美味しい。

 

熱々をほおばってしまい、なんともお行儀の悪い状態になってしまいましたが、奥の方に女性が一人いらっしゃるだけの2階席では、ばつの悪い思いをすることもありません。

 

今日くらいは、カロリーなんて気にせずに。

 

そう思って頼んだミルクシェイクは、子どものころにインスタントコーヒーにたっぷり入れて飲むのがすきだったクリープの風味がします。

 

ほかの銘柄でなく、黄色いラベルのクリープです。

鼻へ抜ける感じが何とも言えず、太いストローで吸い込むと、夏休み感が半端ない。

 

非常に稚拙でチープな説明しかできなくて恥ずかしい限りですが、とにかくとにかく「外食ってこうでなくっちゃ」って感じるくらい、久しぶりのカフェは楽しかったのです。

 

先行きが分からず、外食が難しい状況が続いていますが、外食はただ単にお腹を満たすためだけでなく、気持ちを満たしてくれるものだと実感しました。

 

幼いころの年に数回しかないとっておきの外食、大切な人たちとの外食、出張先での一人ご飯。

気持ちを満たしてくれた数々の外食は、どれもこれも数えきれないくらい心に残っているのです。

 

そんなことをぼんやりと考えていると、あっという間に至福の時は過ぎていったのでした。

満たされた食事の後だったからでしょうか、打ち合わせも無事、和やかな中で終わりました。

【本の紹介】『沈黙のパレード』by 東野圭吾

お題「好きなシリーズもの」

※初投稿日:2021年8月12日

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映画公開と『ガリレオ』シリーズについて

本書が原作となる『沈黙のパレード』が、2022年に劇場版第3作として公開予定だそうです。されました。

福山雅治さん主演で人気の『ガリレオ』シリーズです。

 

『ガリレオ』シリーズはテレビドラマも大変好評で、劇場版は14年ぶりになります。

 

前作の『容疑者Xの献身』を初めて見た時は衝撃的でした。

何度見ても嗚咽が漏れてしまいます。

堤真一さんの抑えた演技と松雪泰子さんの美しすぎるくらいの美しさが、不条理な現実をよりリアルにより苛酷に見せます。

ラストシーンは自分でも驚くくらい胸が詰まりました。

とにかく名作だと思いました。

 

テレビドラマでは、福山雅治さん演じる天才物理学者「ガリレオ」こと湯川学教授の相棒を柴咲コウさんと吉高由里子さんが、それぞれ別シリーズで演じていらっしゃいます。

どちらも綺麗で好きな女優さんですが、こと『ガリレオ』シリーズに関しては個人的には断然、柴咲コウさん演じる「内海薫」が好きです。(あくまでも個人的な感想です。)

 

…で、14年ぶりのガリレオ『沈黙のパレード』では、この湯川・内海コンビが復活です。

小説『沈黙のパレード』

目には目を

本書を読んでいて、ふと浮かんだ言葉が「目には目を」です。

 

今回もいろいろと考えさせられましたが、強く感じたのが今の世の中には理不尽が多い、ということです。

 

現在のように国中が不安定な状況のなか、司法さえも頼りにならない世の中で前を向いて生きていくことは難しい。

 

目には目を…です。

 

しかしながら、神様は厳しい。

 

厳しい神様の役を「ガリレオ」こと湯川教授がどのように務めるのか。

哀しみを身内に持った人たちの一途な思いは、本当に岩をも通す力があるのか。

 

人は愚かで悲しくて、などとどこかで聞いたような陳腐な言葉が浮かんできます。

 

個人的には、読んでいくうちにどんどんと共鳴や怒りは収まっていく感じでしたが、配役を考えながら読むのもまた楽しかったです。

 

本書を読んだ頃は、少し調べたところでは、まだ配役は発表されていないようです。ませんでした。

映画公開までにはしばらく時間があるので、映画を観た人も観ていない人も「この役は誰かな」と想像しながら読んでみるのもおすすめです。

 

【本の紹介】『赤い指』by 東野圭吾

お題「我が家の本棚」

※初投稿日:2021年8月11日

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まるで生暖かくヌルッとしたものが喉を通って胸の奥に落ちていくような、なんとも気持ちの悪いものが残る作品でした。

 

なにが一番不快だったかというと、主人公の気持ち、発想が想像できたことです。

 

たとえ同じ状況におかれても、自分は絶対に同じことはしない。

本当にそう言い切れるだろうか、と自問している自分に嫌悪しながらも、断固として言い切ることができないことに遣り切れない思いがします。

 

しかも、主人公の妻を私は知っています。

 

この小説の厳しさは、登場人物の顔がリアルに浮かんでくるところにあるのかもしれません。

 

そういえば、何年か前にこの話をテレビで観たことを思い出しました。加賀恭一郎シリーズです。

たしか、年末の再放送だったと思います。

2010年にTBS系「日曜劇場」枠で放送された連続ドラマ『新参者』のSPドラマとして、2011年1月3日 21時 - 23時24分に放送された。

赤い指 - Wikipedia

 

【本の紹介】『新しい文章力の教室』by 唐木 元

お題「我が家の本棚」

※投稿日:2021年7月16日

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ブログを含めWebライティングでは、書くべき文章は「最低1,000文字以上」とか「完読される内容」とか言われます。

 

また、「読者は飽きる」とか「長文は嫌われる」とか「離脱」とか言うコトバもあちこちで目にするのです。

 

完読されるのを目標にするなら短文でいいんじゃない?とも思いますが、不特定多数の方に向けて曲がりなりにも文章を発信するのですから、ある程度、読んだことを後悔させない内容でなければ、せっかく読んでくださっている方に失礼と言えるでしょう。

 

本書はポップカルチャーのニュースサイト「ナタリー」を運営する著者が、実際に新人ライターを育成するときにおこなっているトレーニング方法をテキストにしたものです。

 

助詞や文節、文末の繰り返しは避けるべし。

 

文章を書き始めて最初につまづくところです。

私は以前、「体言止めを途中にはさむと、文章の流れにリズムが出る」と教えられました。

>>Webライティングの仕事で教わったこと - 迷子の日記。行ったり来たり。

 

けれども、現在契約している編集社では体言止めは禁止です。

 

体言止めについて、本書では「ビギナーが陥りやすいトラップのひとつ」と言っています。 

体言止めは、2連続するだけでぶっきらぼうな印象を与えてしまうのだそうです。

 

本書は、ライターに記事を発注する側が求める文体・文章について非常にわかりやすく教えてくれます。

 

Webライティングを始めたばかりの方、ライティングの仕事に疲れを感じている方、本書を読めば、視界が開けてくるかもしれません。

 

少なくとも私は、かなり気持ちが楽になりました。

 

いつまでたっても初心者から抜け出せない私にとって、本書は、編集者の気持ちを教えてくれる貴重な一冊です。

 

いよいよオリンピックが始まる!

はてなインターネット文学賞「記憶に残っている、あの日」

※投稿日:2021年7月15日

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先日、新聞の第一面に、以前2、3回お会いしたことのある方がパラリンピックの代表に選ばれたという記事を見つけました。

彼は先天性の障害で幼いころから車椅子の生活です。

中学生になるまで「障害は個性のひとつ」と育てられ、普通に友達と学び遊んでいましたが、あることがきっかけで長い間、家から出ることができなくなってしまったそうです。

その後、陸上と出会い、オリンピックを目指すようになったと聞きました。

晴れ晴れしい顔写真には、そんな長い時間がキラキラとした背景になって見えるようです。

 

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私がコロナ禍の状況でオリンピックを楽しみにしようと思ったきっかけは、もう1つあります。

 

内村航平選手です。

 

彼の演技をはじめて見た時がいつだったかは、もう思い出せません。

朝寝坊して、テレビをつけたら、そこに彼が映っていました。

 

鉄棒の演技をしている彼に一瞬で釘付けです。

今まで見たことのない超高速の回転に、早回しなのかと思ったほどでした。

それからずっと彼のすべての演技に魅了されていますが、ある日、彼がインタビューに答えて言っていたのです。

「どうもオリンピックを取りやめる議論ばかりがされている気がするのですが、どうやったら開催できるかを考えていただきたい」

 

その日から、私はずっとオリンピックの開催を楽しみに待つことにしました。

>>オリンピックが楽しみだ! - 迷子の日記。行ったり来たり。

 

東京オリンピックの開催は、7月23日の金曜日からだそうです。

あまりに大々的なプロモーションが少なくて、いつから始まるのかあやふやな人も多いかもしれませんが、オリンピックは一週間後には始まります。

 

屈託なく、選手の方々を応援したい。

ここまでの道のりを称える気持ち、尊敬する気持ちでもって、素直に心から声援を送りたいと思います。

 

オリンピックが楽しみです。

マスク!マスク!マスク!

※本記事は、2020年02月19日に公開した内容の一部を再編集して投稿しています。

                                <a href="https://www.photo-ac.com/profile/1737302">オレンジ星</a>さんによる<a href="https://www.photo-ac.com/">写真AC</a>からの写真

約1か月前。近所のデパートへ出かけた時のことです。1階のコスメフロアの店員さんの大半がマスクをつけていました。

 

ちょうど、インフルエンザが流行り始めていたころだったと思います。華やかなはずのフロアで、いつもはキラキラとして見えているBAさんたちの顔の半分が隠れていて、ちょっと異様な光景でした。

 

フロアでマスクをつけていない店員さんは、わずか数人。彼女たちを見て、ホッとした気がしました。

 

それから2週間も経たないうちに新型コロナウィルスです。

 

瞬く間に世界中(!?)のマスクが売り切れ、品薄状態になってしまいました。

 

街中では、マスクをつけた人たちを以前ほど見かけません。先日のデパートへも出かけましたが、店員さんもマスクをしていませんでした。

 

私は、普段から「咳マナー」が気になる方です。手放しで顔を伏せることもなく咳きこみながら平然と歩いている人を見ると、つい「他者への配慮を欠いた人」だと思ってしまいます。

 

ですが、ここ最近、流行りのマスク集団を見なくなった代わりに、無防備で咳きこむ人も見かけない気がします。

 

数年前から、街には、風邪を引いていなくてもマスクをつけて歩く人たちを見かけるようになりました。

 

カラスマスクとでもいうのでしょうか、黒くて顔に密着するタイプのマスク、あれをつけた集団と出会うと一瞬ひるんでしまいます。そこで、密かに「カラス集団」と名付けて、勝手に呼んでいました。

 

けれど、新型コロナウィルスが猛威を振るっている現在、マスクをつけている人やマスク集団を見ない市街地の風景は、別の緊張感や危機感を感じさせます。

 

今日、お昼休憩に立ち寄った100均のレジには「マスクは、おひとり様一つまで」の貼り紙がありました。

 

新型コロナウィルスは、免疫力が低いと罹患しやすい、とも言われています。

 

バランスの良い食事で栄養をしっかり摂る。十分に睡眠も取る。今、できることは、基礎体力を高めることに努めること。

 

不安な時間が続いていますが、何とか乗り切りたいですね。

 

2021年6月現在は、ずいぶんと不織布マスクも入手しやすくなりました。

ウイルス対策としては、布製やウレタン製よりも不織布マスクのほうが若干、フィルタの精度が高いらしい。

いずれにしても、夏のマスクは着用が厳しいですが、私は白十字の医療用マスクを愛用しています。

 

 

【令和3年のマスク事情】やっぱり辛い夏マスク - 迷子の日記。行ったり来たり。 

今年も会えた!羽黒蜻蛉(ハグロトンボ)

とても美しいトンボです。

正式には羽黒蜻蛉(ハグロトンボ)と言うそうです。

 

昨年、初めて我が家の庭で見たのですが、写真に撮ることはできませんでした。

母が「見たことのないきれいなトンボがうちに来たの」と何度も言っていたのですが、まさか実際に自分が目にすることができるとは思っていなかったのです。

 

それが、今年もやってきてくれるとは思いませんでした。

「あなたね、たまにはうちの庭、ゆっくり見てごらんなさいよ。黒いトンボがまた、来てるの」

「今年はね、カラダが青いのよ」

母が何度も言うので、ふらりと庭に出てみると、あっけないほど簡単に見つけられました。

 

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とはいえ、突然のことで、慌てて部屋にスマホを取りに戻って、やっと撮影したのが上の写真です。

 

かなり拡大したので、かなりボンヤリした写真になってしまいましたが、真っ黒の翅に緑のカラダが鮮やかです。

 

ハグロトンボ(羽黒蜻蛉、Calopteryx atrata)は、カワトンボ科のトンボ。別名ホソホソトンボ。

ハグロトンボ - Wikipedia

 

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 トンボとしてはやや大型。雌の方が雄より若干大きいが、大差はない。翅が黒いのが特徴で、斑紋はなく、雄は体色が全体的に黒く緑色の金属光沢があるのに対し、雌は黒褐色である。他のトンボのように素早く飛翔したりホバリングしたりせず、チョウのようにひらひらと舞うように羽ばたく。その際、パタタタ……と翅が小さな音を立てる。どこかに留まって羽根を休める際もチョウのように羽根を立てた状態で、四枚の羽根を重ねて閉じるという特徴がある。

ハグロトンボ - Wikipedia

 

緑のカラダはオスで、黒いカラダはメスだそうです。

昨年、うちに来たのはメスで、今年はオスなんだなあ、と眺めていると、お隣の浄化槽まで飛んで行ってしまいました。

 

飛ぶ姿も優雅です。

 

写真に残そうとしましたが、難易度が高い。

結局、同じような姿しか残すことができませんでした。

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 それでも、本当に美しいです。

 

トンボって、名前もいいですね。

 

ひらがなで書けば、とんぼ。

秋空や童謡が似合う。

 

漢字で書けば、蜻蛉。

どことなくはかなげです。

 

カタカナで書けば、トンボ。

まさに、昆虫って感じ。

 

今年も我が家に来てくれてありがとう。

会えてうれしかったです。