初回投稿日:2019/12/25/224630
クリスマスの朝。
「サンタさんに会いたくて」という理由ではありませんが (^-^; いつもより少しだけ早起きしました。
年賀状を仕上げるためです。
そんなに枚数を書くわけではないのに、日曜日に書き始めた年賀状がなかなか仕上がりません。
書くのは、初めての勤務先の上司と同僚、学生時代の恩師、途切れることなく年賀状をくれる友人。ほとんどがLINEでつながっていない人です。
枚数にすると約20枚。僅かな枚数です。
どうしてこんなに時間がかかっているかというと、引っ越しの決意表明をしているからです。
住所は実家にしました。
「母が元気なうちに一緒に暮らす決心をしました。」
これを引っ越しの挨拶文に決めたのですが、書く度、心が揺れて、とても疲れるのです。
文字にすると今の生活が夢のように思えてきます。まさに「我が(意の)儘」の生活です。時間も気持ちも空間も、何もかもが自分のもの。自分のためにだけある。
贅沢な時間とのお別れです。
上手くやっていけるだろうか。
自分の親なのに、不安は尽きません。
今年は、思わぬ心細い時間を過ごすことになりました。そんな中で、母の存在にどれほど支えられたことか。
それなのに、いざ時を迎えると思うと、始まる前から窮屈で息苦しくなってくるのです。身勝手ですね。
実家に戻ることにした経緯については、簡単に書いたことがあります(↓)。
i-am-an-easy-going.hatenablog.com
待ち構えていたかのような母の反応でした。
そして、それからすぐ、母は嬉しそうに「(近所の)○○さんにあなたが帰ってくるって話したのよ。 そうしたら"よかったねぇ"って言ってくれたの」「○○さんにも話したらね、"まあそれは楽しみねえ"って言ってくれたの」と電話があります。
ほぼ、毎日です (^-^;
もう逃げられない。ついそんな気分になってしまう。
私がこんなだから、神様はきっと、決断しやすい状況を与えてくださったのだと、何度思ったかしれません。
おかしいと思った会社を辞める決断。母と暮らす決断。
「良い年でありますように」
今年はいつにも増して祈るような思いで書きました。
枚数が少ない分、私はいつも手書きの年賀状です。以前は、葉書にもこだわって、和紙の葉書にスタンプを使って1枚ずつ絵柄もデザインしていました。
今年は、経済的にも時間的にも余裕がないので郵便局の葉書にしましたが、色々なデザインの葉書に目移りしたほどで、なかなか良い葉書が準備できたと思っています。
宛名と自分の名前と実家の住所だけは昨日(12月24日)までに書きました。
クリスマスの朝、様々な思いが頭をよぎる中、裏面にやっとの思いで新年のご挨拶を書き終えたのです。
一仕事終えた気分です。
長かった今年も本当にあと少しで終わりなのだと、やっと思えた気がします。
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