迷子の日記。行ったり来たり。

本当に本当に本人以外にはどうでもいいようなことをつらつらと書き連ねています。このブログにはアフィリエイト広告を使っています。

平成31年の500円硬貨と「きのことチーズの秋カレー」弁当

昨日と今日、ちょっぴり幸せなことがありました。忘れないうちに消えてしまわないように残しておこうと思います。

 

もくじ

 

平成31年の500円硬貨 

昨日、仕事の帰り、ボックスティシューを買いにドラッグストアに寄りました。秋の花粉症*1でストックしていたものはあっという間にゴミと化してしまったので。

 

もともとアレルギー体質で、子供の頃は小児喘息、昨年は、大人の気管支喘息も発症してしまいました。昨年の喘息は、主治医からストレスが原因ではないか、と言われたのですけれど・・・

 

慌ただしい店内

10月の新税率対応のためだと思います。店内がなんとなく雑然としていて、商品が少ない。お客も少なく、落ち着きません。

 

「なくなる時には一気にあれもこれも」と言いますが、今の私がまさにそうです。洗濯用の洗剤もなくなるし、化粧水、コットン・・・日用品が順番に消えてゆきます・・・

 

いつも買うのはネピアの「鼻セレブ」。少し贅沢ですが、ひどいアレルギー性鼻炎の私にとって、何より大切なのは柔らかいティシュー

 

 

それが、店舗を見ると、埃をかぶった情けない「鼻セレブ」が3パックあるばかり。どうしても、それには手が出せず、仕方なく今回はエリエールの「プラス ウォーター」のパックにしました。

 

基本的には、私はエリエール派です。何となく、紙の質感が合うのです。けれど、鼻セレブ」だけは別格でした。

 

 

それから、洗濯用洗剤も買います。先月も今月も、この時期は精神的に追い詰められた感覚で、先月は、洗剤を手にしながら「あと何回、洗濯できるのだろう」などと考えてしまいましたが、今回は状況は変わらないのに、何も考えていません。大丈夫かなあ。。。

 

もう止めようと思いながら、安売りしてくれていたので、今回も何とかアリエールの「パワージェル」を買うことができました。ありがたい。

 

 

何かが麻痺していたのか、単に時間帯のせいか、無性にお腹が空いて、手当たり次第にブルボンの「プチシリーズ」をカゴに入れてレジに行きました。

 

レジにて

いかにもアルバイト、といった可愛らしい女性店員さんがレジを打ちます。が、お釣りで渡された500円硬貨が、久しぶりに見た!というくらいに汚い。

 

丁度、他にお客もあまりいないので、勇気を出して言ってみました。「ごめんなさい。この500円硬貨、変えていただけませんか?」

 

素敵な応対

硬貨を見た店員さんは、「あ、汚いですね。」と言って気持ちよく別の硬貨に変えてくれました。手渡す時に「これ平成31年ですよ!」

 

にっこり笑って手渡された硬貨は、新しくキラキラして「勿体なくて、使えない」と思いました。家に帰って、ガラスの天使の置物にそっと添えてみました。

 

面倒な顔もせず対応してくれただけでなく、笑顔で自然に添えられた言葉は、疲れ切った私を瞬間に癒してくれて。

 

気が付くと、事務所を出る時に取り忘れたままのIDカードが胸に揺れています。「研修中」の文字の入ったIDカードを歩きながら慌てて外して、ふと、彼女のIDカードはどうだったかと思いました。

 

時々利用するお店で、初めて見る店員さんでした。もしかしたら、彼女も研修中だったかもしれません。

 

「きのことチーズの秋カレー」弁当

今日はシフトがないので、近所のスーパーにお水を買いに出かけました。このスーパーは2リットルのお水を53円で売ってくれます。

 

休みの日はこのお店に、筋トレも兼ねてこの2リットルサイズのお水を2本、買いに行くのが最近のルーティンです。

 

その他に食パンが1斤73円など、仕入れに独自ルートを持っているのか、とても安く食材が手に入ります。

 

客層は、近くの工事現場の方々や高齢者の方が多く、狭い店舗はいつも品出し途中の段ボールが積み重なっているような、雑然としたお店です。

 

狭い店舗をうろうろ

このスーパーも、やはり、普段と比べられないほど、店内がさらに雑然としています。そして、商品が少ない。陳列棚は、がらんとしていて、落ち着きません。

 

普段なら、お水だけ手にして帰るところですが、家に何も食材がないので、少しうろうろしていました。

 

品出し途中の段ボールと、向こうからくるお客さんとを避けていると、カゴが商品に当たって、お弁当が床に滑り落ちてしまいました。

 

レジにて

蓋は空いてしまったものの、奇跡的に床に散乱することを免れたお弁当を拾い上げ、レジに持っていきました。

 

今は、お弁当を買いたくない。わずか300円程度のお弁当を見ながら、そんなことを考えてしまいます。

 

レジには、いつもの「ちゃかちゃか」した落ち着きない店員さん。

 

素敵な応対

「ごめんなさい。このお弁当、床に落としてしまいまして」

 

言うやいなや、「あ、大丈夫、大丈夫。ちょっと待っててね」とその店員さんは走って新しいお弁当を取りにいきます。

 

買わないなんて言える状況ではありません。それなら、責任を取って、この散乱しなかったお弁当を買って帰ります。

 

そう思って、店員さんに「これでいいです!」と叫んだら、「いや、いや大丈夫!」と手際よく、私のバッグに新しいお弁当を入れてくださいました。

 

いつもは、決して愛想のいい店員さんとは言えない人ですが、全く責める様子も、面倒な様子も見せず、対応してくださいました。

 

今日のお昼は、久しぶりにカレーです(^^)/

 

思いがけず小さな幸せ

昨日、今日と続けて、思いがけず幸せな気分をいただきました。私も、通り過ぎていってしまう人にも、意識することなく、優しい振る舞いができるようでありたいと思います。

 

 

 

 

*1:秋は、稲やブタクサの花粉が飛ぶようです。