【平成の懐かしいドラマ】『リッチマン、プアウーマン』(2012年)
初回投稿日:2020/05/13 最終更新日:2023/09/16
※本投稿は、2020年に公開したものを加筆修正したものです。
※出演者の方々のお名前はすべて敬称略になっています。
『リッチマン、プアウーマン』は2012年に放送されたドラマですが、当時、私は一度も見たことがありませんでした。
ドラマが放送された頃、ちょうどFacebookが株式を公開するなど華やかで、小栗旬演じる主人公の日向徹と井浦新演じる共同経営者(正確には副社長)朝比奈 恒介は、マーク・ザッカーバーグとエドゥアルド・サベリンを彷彿とさせます。
ドラマはフジテレビ系の「月9」枠なので、主軸は小栗旬(リッチマン)と石原さとみ(プアウーマン)のシンデレラストーリーですが、それよりも引き込まれるのが、企業内の野心や嫉妬、人の心の弱さや脆さ、絆と再生の物語が丁寧に描かれているところです。
ドラマ展開は2010年のアメリカ映画『ソーシャル・ネットワーク』を思い出させる気がしたのですが、調べても2つを関連付ける記述は見つけられませんでした。
私が初めて『リッチマン、プアウーマン』を見たのは再放送回でしたが、不思議な体験をしたシーンがありました。
主人公の日向徹(小栗旬)が盟友であったはずの朝比奈 恒介(井浦新)の策により会社を追放されます。
部下たちの計らいで送別会が行われるのですが、そこに出席するために日向徹(小栗旬)が歩く廊下を私は、少し前に夢で見ていたのです。
夢の中の私は、その廊下で口惜しさと憤りで心臓をわしづかみにされたように動揺し「なんで私が」と言いながら泣いていました。
泣いている理由は分かりませんが、腹が立って仕方がない。
夢に見た映像を再現することは不可能ですが、本当に、全く同じ廊下だったのです。
驚きました。
嫌な目覚めのその映像をテレビの中に見つけるなんて。
実際に見ているドラマの舞台は華やかで、平凡な私の日常を重ねるのは愚かなことのようですが、人間関係の小さな苦いエピソードの一つ一つは、平凡な私の日常にも十分に落とし込めるものです。
私の夢は、妙にリアルなので困ったものです。
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