迷子の日記。行ったり来たり。

本当に本当に本人以外にはどうでもいいようなことをつらつらと書き連ねています。このブログにはアフィリエイト広告を使っています。

【本の紹介】『赤い指』by 東野圭吾

お題「我が家の本棚」

※初投稿日:2021年8月11日

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まるで生暖かくヌルッとしたものが喉を通って胸の奥に落ちていくような、なんとも気持ちの悪いものが残る作品でした。

 

なにが一番不快だったかというと、主人公の気持ち、発想が想像できたことです。

 

たとえ同じ状況におかれても、自分は絶対に同じことはしない。

本当にそう言い切れるだろうか、と自問している自分に嫌悪しながらも、断固として言い切ることができないことに遣り切れない思いがします。

 

しかも、主人公の妻を私は知っています。

 

この小説の厳しさは、登場人物の顔がリアルに浮かんでくるところにあるのかもしれません。

 

そういえば、何年か前にこの話をテレビで観たことを思い出しました。加賀恭一郎シリーズです。

たしか、年末の再放送だったと思います。

2010年にTBS系「日曜劇場」枠で放送された連続ドラマ『新参者』のSPドラマとして、2011年1月3日 21時 - 23時24分に放送された。

赤い指 - Wikipedia

 

【本の紹介】『新しい文章力の教室』by 唐木 元

お題「我が家の本棚」

※投稿日:2021年7月16日

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ブログを含めWebライティングでは、書くべき文章は「最低1,000文字以上」とか「完読される内容」とか言われます。

 

また、「読者は飽きる」とか「長文は嫌われる」とか「離脱」とか言うコトバもあちこちで目にするのです。

 

完読されるのを目標にするなら短文でいいんじゃない?とも思いますが、不特定多数の方に向けて曲がりなりにも文章を発信するのですから、ある程度、読んだことを後悔させない内容でなければ、せっかく読んでくださっている方に失礼と言えるでしょう。

 

本書はポップカルチャーのニュースサイト「ナタリー」を運営する著者が、実際に新人ライターを育成するときにおこなっているトレーニング方法をテキストにしたものです。

 

助詞や文節、文末の繰り返しは避けるべし。

 

文章を書き始めて最初につまづくところです。

私は以前、「体言止めを途中にはさむと、文章の流れにリズムが出る」と教えられました。

>>Webライティングの仕事で教わったこと - 迷子の日記。行ったり来たり。

 

けれども、現在契約している編集社では体言止めは禁止です。

 

体言止めについて、本書では「ビギナーが陥りやすいトラップのひとつ」と言っています。 

体言止めは、2連続するだけでぶっきらぼうな印象を与えてしまうのだそうです。

 

本書は、ライターに記事を発注する側が求める文体・文章について非常にわかりやすく教えてくれます。

 

Webライティングを始めたばかりの方、ライティングの仕事に疲れを感じている方、本書を読めば、視界が開けてくるかもしれません。

 

少なくとも私は、かなり気持ちが楽になりました。

 

いつまでたっても初心者から抜け出せない私にとって、本書は、編集者の気持ちを教えてくれる貴重な一冊です。

 

いよいよオリンピックが始まる!

はてなインターネット文学賞「記憶に残っている、あの日」

※投稿日:2021年7月15日

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先日、新聞の第一面に、以前2、3回お会いしたことのある方がパラリンピックの代表に選ばれたという記事を見つけました。

彼は先天性の障害で幼いころから車椅子の生活です。

中学生になるまで「障害は個性のひとつ」と育てられ、普通に友達と学び遊んでいましたが、あることがきっかけで長い間、家から出ることができなくなってしまったそうです。

その後、陸上と出会い、オリンピックを目指すようになったと聞きました。

晴れ晴れしい顔写真には、そんな長い時間がキラキラとした背景になって見えるようです。

 

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私がコロナ禍の状況でオリンピックを楽しみにしようと思ったきっかけは、もう1つあります。

 

内村航平選手です。

 

彼の演技をはじめて見た時がいつだったかは、もう思い出せません。

朝寝坊して、テレビをつけたら、そこに彼が映っていました。

 

鉄棒の演技をしている彼に一瞬で釘付けです。

今まで見たことのない超高速の回転に、早回しなのかと思ったほどでした。

それからずっと彼のすべての演技に魅了されていますが、ある日、彼がインタビューに答えて言っていたのです。

「どうもオリンピックを取りやめる議論ばかりがされている気がするのですが、どうやったら開催できるかを考えていただきたい」

 

その日から、私はずっとオリンピックの開催を楽しみに待つことにしました。

>>オリンピックが楽しみだ! - 迷子の日記。行ったり来たり。

 

東京オリンピックの開催は、7月23日の金曜日からだそうです。

あまりに大々的なプロモーションが少なくて、いつから始まるのかあやふやな人も多いかもしれませんが、オリンピックは一週間後には始まります。

 

屈託なく、選手の方々を応援したい。

ここまでの道のりを称える気持ち、尊敬する気持ちでもって、素直に心から声援を送りたいと思います。

 

オリンピックが楽しみです。

マスク!マスク!マスク!

※本記事は、2020年02月19日に公開した内容の一部を再編集して投稿しています。

                                <a href="https://www.photo-ac.com/profile/1737302">オレンジ星</a>さんによる<a href="https://www.photo-ac.com/">写真AC</a>からの写真

約1か月前。近所のデパートへ出かけた時のことです。1階のコスメフロアの店員さんの大半がマスクをつけていました。

 

ちょうど、インフルエンザが流行り始めていたころだったと思います。華やかなはずのフロアで、いつもはキラキラとして見えているBAさんたちの顔の半分が隠れていて、ちょっと異様な光景でした。

 

フロアでマスクをつけていない店員さんは、わずか数人。彼女たちを見て、ホッとした気がしました。

 

それから2週間も経たないうちに新型コロナウィルスです。

 

瞬く間に世界中(!?)のマスクが売り切れ、品薄状態になってしまいました。

 

街中では、マスクをつけた人たちを以前ほど見かけません。先日のデパートへも出かけましたが、店員さんもマスクをしていませんでした。

 

私は、普段から「咳マナー」が気になる方です。手放しで顔を伏せることもなく咳きこみながら平然と歩いている人を見ると、つい「他者への配慮を欠いた人」だと思ってしまいます。

 

ですが、ここ最近、流行りのマスク集団を見なくなった代わりに、無防備で咳きこむ人も見かけない気がします。

 

数年前から、街には、風邪を引いていなくてもマスクをつけて歩く人たちを見かけるようになりました。

 

カラスマスクとでもいうのでしょうか、黒くて顔に密着するタイプのマスク、あれをつけた集団と出会うと一瞬ひるんでしまいます。そこで、密かに「カラス集団」と名付けて、勝手に呼んでいました。

 

けれど、新型コロナウィルスが猛威を振るっている現在、マスクをつけている人やマスク集団を見ない市街地の風景は、別の緊張感や危機感を感じさせます。

 

今日、お昼休憩に立ち寄った100均のレジには「マスクは、おひとり様一つまで」の貼り紙がありました。

 

新型コロナウィルスは、免疫力が低いと罹患しやすい、とも言われています。

 

バランスの良い食事で栄養をしっかり摂る。十分に睡眠も取る。今、できることは、基礎体力を高めることに努めること。

 

不安な時間が続いていますが、何とか乗り切りたいですね。

 

2021年6月現在は、ずいぶんと不織布マスクも入手しやすくなりました。

ウイルス対策としては、布製やウレタン製よりも不織布マスクのほうが若干、フィルタの精度が高いらしい。

いずれにしても、夏のマスクは着用が厳しいですが、私は白十字の医療用マスクを愛用しています。

 

 

【令和3年のマスク事情】やっぱり辛い夏マスク - 迷子の日記。行ったり来たり。 

今年も会えた!羽黒蜻蛉(ハグロトンボ)

とても美しいトンボです。

正式には羽黒蜻蛉(ハグロトンボ)と言うそうです。

 

昨年、初めて我が家の庭で見たのですが、写真に撮ることはできませんでした。

母が「見たことのないきれいなトンボがうちに来たの」と何度も言っていたのですが、まさか実際に自分が目にすることができるとは思っていなかったのです。

 

それが、今年もやってきてくれるとは思いませんでした。

「あなたね、たまにはうちの庭、ゆっくり見てごらんなさいよ。黒いトンボがまた、来てるの」

「今年はね、カラダが青いのよ」

母が何度も言うので、ふらりと庭に出てみると、あっけないほど簡単に見つけられました。

 

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とはいえ、突然のことで、慌てて部屋にスマホを取りに戻って、やっと撮影したのが上の写真です。

 

かなり拡大したので、かなりボンヤリした写真になってしまいましたが、真っ黒の翅に緑のカラダが鮮やかです。

 

ハグロトンボ(羽黒蜻蛉、Calopteryx atrata)は、カワトンボ科のトンボ。別名ホソホソトンボ。

ハグロトンボ - Wikipedia

 

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 トンボとしてはやや大型。雌の方が雄より若干大きいが、大差はない。翅が黒いのが特徴で、斑紋はなく、雄は体色が全体的に黒く緑色の金属光沢があるのに対し、雌は黒褐色である。他のトンボのように素早く飛翔したりホバリングしたりせず、チョウのようにひらひらと舞うように羽ばたく。その際、パタタタ……と翅が小さな音を立てる。どこかに留まって羽根を休める際もチョウのように羽根を立てた状態で、四枚の羽根を重ねて閉じるという特徴がある。

ハグロトンボ - Wikipedia

 

緑のカラダはオスで、黒いカラダはメスだそうです。

昨年、うちに来たのはメスで、今年はオスなんだなあ、と眺めていると、お隣の浄化槽まで飛んで行ってしまいました。

 

飛ぶ姿も優雅です。

 

写真に残そうとしましたが、難易度が高い。

結局、同じような姿しか残すことができませんでした。

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 それでも、本当に美しいです。

 

トンボって、名前もいいですね。

 

ひらがなで書けば、とんぼ。

秋空や童謡が似合う。

 

漢字で書けば、蜻蛉。

どことなくはかなげです。

 

カタカナで書けば、トンボ。

まさに、昆虫って感じ。

 

今年も我が家に来てくれてありがとう。

会えてうれしかったです。

夏はメルカドバッグひとつあれば十分!

初回投稿日:2021/06/18 最終更新日:2023/08/29

お題「これ買いました」

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36㎝×36㎝くらいの大きさです。手作りなので大きさには誤差があります。

 

メルカドバッグを買ったのは昨年の2月のことなので、それ以降、バッグというものを一切買っていません。

 

それで不自由があるかというと、それも一切ありません。

 

タイトルには『夏は』とつけてしまいましたが、正確には春も秋もメルカドバッグひとつあれば十分です。

もちろん、濡れても平気なので梅雨時期に重宝します。

 

ただ、冬に関してだけは、若干寒々しく感じてしまう。

持てないことはありませんが、持つ気がしなかったので割愛です。

 

わたしが持っているのは白のメルカドバッグです。

白いバッグは、たいてい気を付けていても持ち手が黒ずんだり何かしら汚れが付いたりしてくすみがちですが、なぜかメルカドバッグは真っ白なまま。

 

とくにくすみむこともなく、快適に使えています。

 

以前、手作りの靴屋さんにメルカドバッグを持って出かけたら、そこのご主人がとても褒めてくださったことがあります。

 

そのときに、もし汚れてもビニル製なので、食器用洗剤で洗えばきれいになると教えていただきました。

 

どんなに丁寧に扱っても、白だから持ち手がきっと黒ずんでくると思うけど、ビニル製だったら、食器用のスポンジで洗うといいよ。きれいになるはずだ

【春支度】ミュールを買いました - 迷子の日記。行ったり来たり。

 

食器用洗剤をスポンジにつけてこするだけ。

あとは、水拭きすればいいのです。

 

手編みのバッグは頑丈で、今のところ、ほつれもありません。

 

昨年のラインナップは縦長のデザインしかありませんでしたが、今年は横長も販売されました。※私の持っているのは、縦長とは言え、ほぼ正方形です。

 

久しぶりに、心がざわざわとしております。

横長のバッグは、持ちやすくて使いやすい。

 

今のメルカドバッグに注文を付けるとすれば、ちょっぴり深すぎること。

横長のデザインが気になって仕方ありません。

 

白のメルカドは洋服を選ばず重宝ですが、多色遣いにも惹かれます。

 

出かける機会も、場所も減ってしまった今、新しいバッグは私には必要ありません。

 

でも…気になるんだな。

 

 

昨年は、楽天のみの取り扱いでしたが、Amazonでも取り扱いが始まり、今ではとても買いやすくなりました。

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プラスチック製のこのタグはチープに見えなくもないのですが密かに人気です。

なぜか、今年のレトラのメルカドからはこのタグが消えてしまいました。

その代わりに、ゴールドのクリップのようなものが付いています。

それもなかなかオシャレですが、口コミの中には「タグはどうした?」というものも散見されます。

 

 

>>【おすすめ】メルカドバッグ - 迷子の日記。行ったり来たり。

非通知電話対策!ドコモの場合

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初回投稿日:2021-06-16    更新日:2022-3-9

 

今朝、非通知電話がありました。

結構長く鳴るので、気になります。

 

いや、長く鳴らなくても気になるし、非通知と表示されれば気味が悪い。

 

非通知電話を拒否したいと思い、iPhoneの設定を確かめましたが、残念ながら望みの機能はありません。

 

iPhoneでは不明な発信者を消音する設定はあります。

不明な発信者と認識された相手からの連絡は、自動的に着信が消音されて留守番電話に送られてしまうという機能です。

 

ただ問題なのは、電話帳に登録していない連絡先で最近発信した相手でなければ、すべて不明な発信者になってしまう点です。

 

私の場合、頻繁に連絡をいただく相手でも自分から連絡することの少ない相手であればまめに電話帳に登録はしていません。

 

そのため、多くの相手が不明な発信者になるのです。

 

ほかの方法はないかと、今度はスマホのキャリアであるドコモのサイトを調べます。

 

そこで見つけたのが番号通知お願いサービスです。

 

www.nttdocomo.co.jp

 

このサービスでは、番号非通知でかかってきた電話を無条件にシャットアウトすることはありません。

「番号を通知しておかけ直しください」とメッセージを流してから通話を遮断してくれるのです。

 

万が一、悪意のない電話であったとしても、このメッセージならきっと嫌な感じはしないでしょう。

ありがたいサービスです。

 

設定はとてもかんたんです。

148とダイヤルして、メッセージが流れたら1を押すだけ。

 

設定が済んだら、ほっとしました。

私は小心者です。

 

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